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第2病棟

病床数50床精神科一般病棟(男女混合閉鎖病棟)

看護配置基準15対1(看護師24名、看護助手1名、クラーク1名)

 第2病棟は、入院期間が長期になり退院支援が必要な患者さんの看護と、アルコール依存症の専門治療病棟として8週間の集団教育プログラム(ARP:アルコール回復プログラム)を行っています。

 長期入院は患者さんの社会性を衰退させることになります。入院期間中は、なるべく早い行動制限の緩和を行い、患者さんが自分の病気と向き合えるようにパンフレット等を使用した疾病教育や、作業療法などを通した生活技能の評価、退院後の支援を整えるための退院前訪問や外出の付き添い等にも力を入れ、入院が長期化しないように努めています。また、退院後の支援が患者さんの意思を踏まえた支援となるように、院内多職種でのカンファレンスや地域での支援者とのカンファレスを開催して話し合っています。

 ARPにおいては、患者さん本人だけでなく家族の支援もできるように力を入れています。新型コロナウイルス感染予防対策のため、断酒会等に参加出来ない時期もありましたが、患者さんからの意見もあり院内例会の開催などプログラムを工夫し取り組んでいます。また、滋賀県依存症専門医療機関・依存症治療拠点機関として地域関係機関との連携や受け入れ体制の整備、調整を進めているところです。

 新型コロナウイルス感染症対策としては、引き続きマスクの着用や手指消毒など、患者さん・ご家族に協力を求めながら感染防止対策に努めています。

 スタッフ育成として、救急救命や様々な勉強会等も積極的に行い、よりよい看護が提供できるように取り組んでいます。

デイルームの風景
作業療法(園芸)
救急救命勉強会
疾病教育
お問い合わせ
精神医療センター 事務局
電話番号:077-567-5001
FAX番号:077-567-5033
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