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当検査科は臨床検査技師2人で業務を行っています。
検査全体の98%を院内で実施しており、検査結果を迅速に報告することで当日の診察に役立つよう努めています。
検査科で実施する臨床検査は、検体検査と生理機能検査に分かれています。
患者さんの血液、尿、便を検査します。
四肢と胸部に電極をつけて心臓の状態を検査します。
頭部に電極をつけて、脳の活動電位を検査します。
近赤外線を出す装置のついた検査用の帽子を頭にかぶり、簡単な質問に答えた時の大脳皮質の血流量を測定します。血液量の変化パターンにより、うつ病、躁うつ病、統合失調症などの診断の補助となる検査です。
口から入ったお酒(アルコール)は2つの「酵素」の働きで分解され、身体の外に排出されます。個人が生まれつき持っている2つの酵素の遺伝子型が、お酒に「強い」・「弱い」の違いに関係します。検査で遺伝子型を調べ、その組み合わせにより「アルコール依存症になりやすいタイプ」だけでなく「食道がんのリスクが高いタイプ」もある程度わかります。
☆検査方法は簡単で、専用の綿棒で口の中をこするだけです。
☆専門の検査機関に検査を依頼するため、結果がわかるまでに2週間程度かかります。
☆現時点では保険外検査のため、2000円程度の実費負担となります。
☆検査については、主治医にご相談ください。