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新型コロナウイルス感染症の流行が一年を超え、コロナ禍の影響がより強く感じられるようになってきた方もおられるのではないでしょうか。人は、危機の時には緊張し、何とか乗り切ることができたとしても、長時間になってくると次第に疲れが重なり、心身に不調が出てくることがあります。
「疲れ」「不安」「孤独」を癒すために、あるいは「ゆっくり眠る」ために、お酒を飲む機会が増えておられませんか?
ドキッとした方も、そうでない方も、今の時期に知っておいてもらいたい「お酒との付き合い方」をまとめたので、ぜひご覧ください。
多量飲酒の方に対し、簡易なスクリーニングテスト(ふるい分け)を行う中で、「現状悪化の恐れがある危険飲酒」や「アルコール依存症疑い」などを判定し、適切な指導により必要な場合に専門治療につなげる目的で作成されました。早期発見、早期介入により、アルコールによる心身への影響だけでなく、家庭生活や仕事への影響などの予防や解決を目指しています。
「SBIRTS」は、三重県のかすみがうらクリニック医師・猪野亜郎氏が「SBIRT」の最後に「S:自助グループへの紹介」を加えて提唱したのが始まりです。平成30年度、厚生労働省は依存症対策の重点施策とし「受診後の患者支援にかかるモデル事業の構築」を発表しました。それに呼応するように、全国各地で「SBIRTS」の普及啓発が始まっています。
当センターにおいても、「SBIRTS」の積極的な普及啓発を行おうと、滋賀県版SBIRTSを作成しました。
滋賀県版SBIRTSは下記にありますので、ご活用ください。
また、ご本人が減酒、あるいは断酒していく際に参考にしていただける簡易な資料として「お酒をやめるために」「お酒を減らすために」もご活用ください。
SBIRTSでは、最後に自助グループを紹介し、ご本人あるいはご家庭の了承が得られれば、その場で支援者が自助グループの方に連絡を取ります。直接自助グループの方と話しをしてもらう中で、自助グループに対する参加動機づけを高める働きかけが、重要であると言われています。
活用して頂ける県内の自助グループのホームページのリンクが以下になっていますので、是非ご活用下さい。
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