がんの予防対策のご紹介
滋賀県でも毎年20代の女性約50人が子宮頸がんと診断されています。20代で一番多く診断される❝がん❞です。全国では年間10,000人が子宮頸がんにかかり、約2,700人が亡くなっています。
子宮頸がんの予防接種は、平成25年4月1日から定期の予防接種(対象年齢の方は無料)となりましたが、その後、予防接種との因果関係が否定できない症状が現れる方がおられたため、厚生労働省では積極的におすすめすることを中止しています。
しかし、定期の予防接種は中止していませんので、対象年齢の方が子宮頸がんワクチン接種を希望される場合は無料で受けられます。
接種対象年齢は、小学6年生から高校1年生の年齢の女子です。全部で3回接種します。
ワクチンの「意義・効果」と「接種後に起こりえる症状」について確認し、接種を検討してください。
ワクチンを受けらた方も見合わせた方も、20歳から子宮頸がん検診がお住まいの市町で受けられます。子宮頸がん検診は2年に1度の間隔で必ず受けてください。市町が行う子宮頸がん検診は精度高く実施されており、がん検診で発見された子宮頸がんは、進行していない段階でみつかっていることが全国がん登録で明らかになっています。
子宮頸がんワクチン接種についての詳細は、リンク先ページの3.HPV感染症の予防接種について、に詳しく掲載しています。