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薬物依存症とは、本人の意思では薬物の使用をコントロールできなくなってしまう障害です。薬物使用中心の生活になることで、身体だけでなく、心も、社会的な役割にも影響が及びます。
使用する薬物によって異なりますが、だんだん同じ量では効かなくなり、量が増えていくことや、効果が切れたときに離脱症状が出ることなどの身体依存と、精神的に強い依存が生じることはアルコール依存症と同様です。
本人の意思が弱いから止められないのではありません。
当センターでは、薬物依存症に対する診察と外来集団治療プログラム(SMARPP:スマープ)を実施しています。
〇診察
事前予約制となります。毎月の予約枠には限りがあります。ご了承ください。
外来予約専用ダイヤル(TEL:077-567-5023、受付時間:平日9時~16時)にお問い合わせください。
〇外来集団治療プログラム(SMARPP:スマープ)
当センターのスマープは、アルコール依存症と薬物依存症合同参加型となっています。
内容や参加方法など詳細は、チラシをご覧ください。
本人が薬物に頼らずに社会復帰していくことを、私たちは「回復」と呼んでいます。
回復に向けて、生活習慣病の治療のように継続した取り組みが必要です。
医療以外の取り組みの場所として、保健所や精神保健福祉センターなどの相談機関、回復施設、自助グループがあります。
〇自助グループについて
同じ問題を抱える人やその家族らが自主的に集まり、仲間と体験談や想い、情報を分かち合うことで、気づき、癒し、希望や問題解決へのヒントを得る人が多くいます。
利用した自助グループの情報については、公式ホームページをご覧ください。