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そもそもエピペンとはどういうものでどういうときに使うのか、エピペンについての基礎知識を得るために、マイランによるHPを参照してください。エピペン使い方動画をダウンロードすることもできます。
1.学校の場合
滋賀県教育委員会では、「学校管理指導表(アレルギー疾患用)」を基にした「【滋賀県版】学校生活管理表(アレルギー疾患用)」とその活用方法を説明した「活用のしおり」を作成しています。以下のHPからダウンロードして活用して下さい。
滋賀県教育委員会「学校におけるアレルギー疾患に対する取組」HP
また、「学校におけるアレルギー疾患のある児童生徒への対応指針」(滋賀県教育委員会作成)は以下をクリックしてダウンロードして下さい。
2.保育所・幼稚園の場合
厚生労働省より、「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン(2019 年改訂版)」が公開されています。以下のHPからダウンロードして活用して下さい。
「学校のアレルギー疾患に対する取り組みガイドライン」(日本学校保健会)を参考に、アナフィラキシー症状を起こした児童・生徒を発見したときの個別対応マニュアルを作成して職員間で情報を共有するようにして下さい。
緊急時に救急車を呼んで医療機関への搬送を依頼する際に、児童・生徒が所有するエピペンを救命救急士に代行注射してもらうことが可能です。事前に所轄の消防署へ連絡して緊急時の対応について相談しておくことをお勧めします。
緊急時のエピペンの取り扱い(保育所・幼稚園・学校で預かるべきか、誰が使用するか、など)については一律に決められるものではなく、個別の条件を勘案して検討する必要があります。例えば医療機関が保育所・幼稚園・学校のすぐそばにあり、緊急時にすぐ受診して処置を受けられるのであれば必ずしも保育所・幼稚園・学校でエピペンを使用する必要はないかもしれません。逆に保育所・幼稚園・学校のそばに救急の医療機関がない場合は、緊急時のエピペンの使用を想定して全職員が充分にその扱い方を把握しておく必要があるでしょう。いずれにせよ入園入学時に一度主治医、保護者、保育所・幼稚園・学校関係者の3者で面談をして緊急時の具体的な対応について打ち合わせをしておくことをお勧めします。
実際に園や学校でアナフィラキシーが起こってしまった場合の具体的対応については東京都が作成した「食物アレルギー緊急時対応マニュアル」が参考になります。特に3ページ目に記載されている緊急性が高いアレルギー症状やそれらへの対応については充分に理解しておく必要があります。7ページ目の症状チェックシートも活用して下さい。
また、文部科学省によるアレルギー疾患対応資料(DVD)映像資料及び研修資料のページも参照してください。学校における食物アレルギー疾患対応に関する資料が閲覧できます。学校でのエピペン対応を再現する動画(ミニドラマ)もあります。