人口減少社会を迎え、家族形態も変化をし、地域のつながりが希薄化する中で、様々な不安や困りごとを抱える人も多くなっています。これまで以上に子どもから高齢者まであらゆる年代、また障害のある人もない人も、地域で暮らす誰もがお互いにつながり、時には支え、支えられる関係づくり、地域づくりが求められています。
このため、平成30年度および令和元年度の2か年にわたる、滋賀県協働提案事業として、これまでの福祉の枠を超えて、農業や環境、まちづくりなど様々な分野の人たちの参画により、新たな地域の助け合い活動がさらに広がることを重点に、多様な分野の活動とつながる実践者の養成、活動団体どうしの意見交換、これらを通じたモデル事業の実施しました。
※「さまざまな人が支え合うお互い様の地域づくり推進事業」は、滋賀県と認定特定非営利法人街かどケア滋賀ネットとワーカーズコープ・センター事業団関西事業本部との協働により実施したものです。
この事例集は、「さまざまな人が支え合うお互い様の地域づくり推進事業」の一環として作成したものです。
滋賀県内の各地域で取り組まれている助け合い活動のきっかけや実現までの経緯、継続するノウハウなどについて、地域でこれから取組を始めようとする方へのモデルになるような視点で分野別に事例をご紹介しています。