文字サイズ
染色体異常症の中で最も多い疾患のひとつです。
ダウン症のお子様は、発達の遅れ以外に、先天性心疾患、先天性の消化器疾患(幽門狭窄、ヒルシュシュプルング病など)、難聴、白内障、甲状腺機能障害、頸椎脱臼等の合併がしばしばあり、またまれに白血病の合併もあります。
前2者は生後まもなくから症状が出るので、当院に通院される前から多くの場合診断がついていますが、他は途中から発症あるいは気づきます。従って、当院に通院されるダウン症のお子様には、定期的に血液検査、眼科検診、耳鼻科検診、整形外科検診も行います。
また当院療育部において、ダウン症の教室(ワイワイ教室)を月1回行っており、希望される方はそちらにも紹介いたします。