食中毒は、食中毒の病因となる微生物、寄生虫が付着した食べ物や飲み物、ふぐの卵巣や毒キノコなど体に有害な物を食べることによって起こります。
主な症状は、吐き気、おう吐、腹痛、下痢などの急性の消化器障害や発熱などです。
原因は様々ですが、ほとんどが細菌やウイルスによって起こっています。
食中毒は夏場に起こると思われがちですが、冬場にも多く発生しています。
11月~3月はノロウイルスによる食中毒が多く、6月~10月は細菌による食中毒が多くなっており、中でもカンピロバクターによる食中毒が最も多く発生しています。
また、植物性自然毒(キノコ等)による食中毒は9、10月に多くなっています。
近年はノロウイルス、カンピロバクターによる食中毒が多く、平成26年度、平成27年度はカンピロバクターの発生件数が最も多く発生しています。
食中毒を引き起こす原因物質の詳細は、以下を参照ください。
細菌やウイルスによる食中毒を防ぐには、「食中毒予防三原則」を徹底することが重要です。