3月27日金曜日、新型コロナウイルスの影響により、クラブ活動や授業等、思うような学校生活が送れない生徒のみなさんを励ますため、教育長が県立八幡工業高等学校に赴き生徒のみなさんの活動を応援するとともに、同校生徒が製作した「うみのこ」の展示台の贈呈式を行いました。
この展示台は、学習船「うみのこ」の50分の1サイズの模型を飾るため、八幡工業高校の建築同好会の生徒のみなさんが製作したものです。
生徒のみなさんが親しんだ「うみのこ」をイメージし、学校で学んだ技術を生かしデザインから設計、組み立てに取り組まれました。
製作に携わった生徒から「県の方からの直接の依頼に驚いたと同時に、うれしさとやる気が込み上げた。」、「使っていただく方に、『安心と安全そして喜んでいただける作品』という工業に携わる者にとって大切な心で製作に取り組めた。」と感想をいただきました。
令和元年度8回目のふれあい教育対談として、2月26日(水曜日)に、滋賀県教育委員が“守山市立守山北中学校”を訪問しました。訪問テーマは“多様な学びの場としての通級による指導~多様な子どものニーズに的確に応えていくために~”です。
訪問当日は、通級指導教室、別室教室、特別支援学級の授業を参観しました。参観後は、守山市教育委員会と守山北中学校から、通級による指導の取組についてそれぞれ説明していただき、教育委員からは、通級指導担当者の授業での生徒との関わり方についての感想や、保護者への対応、在籍学級の担任との連携などについて質問がありました。
※通級による指導:言語障害、自閉症、情緒障害、弱視、難聴、学習障害、注意欠陥多動性障害、肢体不自由、病弱、身体虚弱の子どもを対象にした指導で、ほとんどの授業を通常の学級で受けながら、障害の状況に応じた特別の指導を特別の場で受けることです。
2月18日火曜日に、県立男女共同参画センター(近江八幡市)において、2019年度「生涯学習・地域づくり実践フォーラム」を開催しました。
県教育委員会では、地域特性や地域資源を生かした学びの場を提供し、活力ある地域づくりや地域課題の解決を担う人材育成を進めるため、平成28年度から「地域づくり型生涯カレッジ推進事業」を実施し、市町の取組を支援しています。
本事業の修了生が活動している団体の取組発表では、市民一人ひとりがまちづくりに関わる仕組みづくりや、「楽しく集い・楽しく遊び・楽しく学ぶ」をスローガンに無理せず、楽しく続ける運営の工夫について紹介いただきました。その後、NPO法人ふくおかNPOセンター代表の古賀桃子氏から、「人生100年時代 〜学びつながり、地域を元気に!〜」と題して、虐待や貧困、孤立死等の今日の社会が抱える課題は行政だけで解決が難しい現状の中、市民、行政、企業による協働、多様な主体との連携の重要性について御講演いただきました。
2月15日土曜日に、滋賀県立男女共同参画センター(近江八幡市)において、「探究的な学習発表会」を開催しました。今回が初めての開催となるこの発表会は、県内高等学校の生徒が、各校で実践した探究的な学びの取組やその成果について発表する機会とし、探究的な学びを県内全ての高等学校に普及することを目的としています。
当日は、6校6グループの生徒がステージ上で研究発表を、5校7グループの生徒がポスター発表をしました。発表終了後には、京都大学名誉教授 坂志朗先生から「互いに刺激を与え、受ける良い機会であった。」との講評をいただき、併せて「高校生のための探究学習の進め方と発表のしかた」と題して御講演いただきました。
生徒の感想には、「普段知る機会のない他校の活動について知る良い機会になった。相互に発表しあうことで滋賀県全体の探究的な学習が向上していけばいいと思いました。」とあり、生徒の成長につながる発表会となりました。
県内の小学校、義務教育学校および特別支援学校小学部の先生を対象とした、“令和元年度小学校プログラミング教育フォーラム”を、2月4日(火曜日)に県庁で行いました。
次年度の新学習指導要領の全面実施を控え、プログラミング教育のねらいや指導方法、指導内容等について、共通理解を図り実践につなげることを目的に行ったものです。
フォーラムでは、県総合教育センターとともに研究を進めてきた3名の先生が、実際に行った授業実践事例を発表しました。その後、鳴門教育大学の藤村裕一准教授から、「小学校におけるプログラミング教育の在り方について」と題して、御講演いただきました。
1月24日金曜日に、県立芸術劇場びわ湖ホール(大津市)において、「地域とともにある学校づくり」推進フォーラム in 滋賀を開催しました。県内から264名、県外から427名、計691名の参加があり、学校が地域住民と一体となって子どもたちを育むコミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的な推進について学びました。
今回は、「持続するために大切なこと」、「教職員の役割」をテーマにした参加型のトークセッションを行いました。参加者からのアンケートをもとに、第1部では持続可能な取組の実践者、第2部では校長、事務職員、地域連携担当職員としての実践者をパネリストに、具体的な事例を紹介しながら、参加者目線のトークセッションが展開されました。参加者の満足度も高く、大盛況で終えることができました。
今回のフォーラムを生かし、さらに県内の地域とともにある学校づくりの機運を高めていきたいと思います。
令和元年度7回目のふれあい教育対談として、1月14日(火曜日)に、滋賀県教育委員が“滋賀県立河瀬高等学校”を訪問しました。訪問テーマは“ICTを活用した授業実践と今後の展望 ”です。
訪問当日は、初めに田中校長から学校概要について、続いて久保川教諭から、河瀬高校におけるICT活用の取組状況等について説明を受けました。
その後、ICTを活用した2年生の授業を3クラス参観しました。
参観後は、各教育委員が取組状況について質問をすると、学校からはICTの活用による効果や課題について話がありました。さらに今後のICT活用のあり方について意見交換を行いました。
公益財団法人河本文教福祉振興会から、県内の小・中学校、義務教育学校、高等学校、特別支援学校402校に、17,665冊の図書が寄贈されることになり、12月16日(月曜日)に目録贈呈式が行われました。この図書の寄贈は昭和56年(1981年)より行われています。
日髙勇理事長から目録を贈呈されると、福永教育長から「読書は、子どもたちが様々なことに興味を持ち、取り組んでいく上で、非常に役立つと思います。子どもたちの成長につながるように、それぞれの学校において、しっかりと活用させていただきます。」と感謝の言葉を述べました。
12月から1月にかけて高校生の全国大会が開催されるにあたり、選手の激励会「キラリ☆スポーツ 応援の日」が12月16日(月曜日)に滋賀県庁で行われ、10校、10競技・種目、26名の選手が出席しました。
はじめに、三日月知事から「これまでの練習の成果を本番に遺憾なく発揮して、ワンチームでいい結果が残せることを期待しています。」と激励の言葉がありました。
選手を代表して、光泉高等学校アイスホッケー部の八木健太郎さんは、「日々積み重ねた努力を自信に変え、滋賀県の強さを全国に轟かせます。」、草津東高等学校バスケットボール部の楠田美琴さんは、「これまで支えてくださった両親や先生、県民の方々への感謝の気持ちを忘れず、一戦一戦全力で戦ってきます。」と、全国大会に向けて力強く決意表明しました。
第27回全国中学校駅伝大会が、12月15日(日曜日)に野洲市の滋賀県希望が丘文化公園で行われました。
大会には全国47都道府県代表中学校と開催地枠1校の男女各48チームが出場し、さらに野洲市、湖南市、竜王町の地元選抜チームもオープン参加しました。選手の皆さんは、男子は6区間の18kmを、女子は5区間の12kmを大きな声援を受けながら、必死にタスキをつなぎました。
また、選手だけでなく地元中学生が生徒役員として開・閉会式や競技運営の様々なところで大会を支えていました。
(大会結果)男子:湖南市立甲西北中学校38位、滋賀県立水口東中学校43位、女子:甲賀市立水口中学校29位、大津市立北大路中学校38位
令和元年度6回目のふれあい教育対談として、11月22日(金曜日)に、滋賀県教育委員が“滋賀県彦根子ども家庭相談センター”を訪問しました。訪問テーマは“児童相談所の業務と児童虐待対応の現状”です。
訪問当日は、初めにセンターの概要について説明を受け、その後、一時保護所等の施設を見学しました。見学後は、センターの具体的な業務や相談内容などの説明を受け、子どもや家庭が抱える課題とその対応にあたっての教育と福祉の連携について意見交換を行いました。
11月1日(金曜日)に県庁において、令和元年度滋賀県教育功労者表彰の表彰式を行いました。この表彰は、滋賀県教育委員会が、地方教育行政の発展のために長きにわたり御尽力され、顕著な功績をあげられた方々を表彰するものです。
今年度の被表彰者は、以下の8名の方々です。
山本 太一(米原市教育長)、嶋村 惠美(元 豊郷町教育委員会委員)、松瀬 忠幸(元 竜王町教育委員会委員)、北村 清明(学校医)、松原 寛(学校歯科医)、中野 一枝(学校薬剤師)、山本 豊子(愛荘町社会教育委員)、山中 秀記(竜王町社会教育委員) (敬称略)
第40回滋賀県高等学校総合文化祭「総合開会式」が10月26日(土曜日)に栗東芸術文化会館さきらで行われました。
今年は、MIHO美学院中等教育学校太鼓部による和太鼓演奏でオープニングを飾り、県立彦根東高等学校筝曲部の演奏や滋賀県合同合唱団による合唱などのステージ発表が行われました。また、会場には絵画や書道などの作品が展示され、将棋、かるたの競技実演も行われていました。
滋賀県高等学校総合文化祭は、県内高等学校の文化部生徒が参加する芸術文化活動の祭典です。「生み出せ創造の力繋げよう滋賀の文化~琵琶湖の風にのせて~」を大会テーマに、10月25日(金曜日)~11月3日(日曜日)の間に、県内13か所で18部門の展示や競技などが繰り広げられました。
令和元年度5回目のふれあい教育対談として、10月25日(金曜日)に、滋賀県教育委員が“東近江市立五個荘小学校”を訪問しました。訪問テーマは“働き方改革の取組~教員が『自分』と向き合う時間の確保に向けて”です。
訪問当日は、初めに東近江市教育委員会から、東近江市の学校における働き方改革取組方針について説明していただき、続いて、五個荘小学校から具体的な働き方改革の取組や現状、課題について説明していただきました。その後、子どもたちの学習環境やスクール・サポート・スタッフの業務について説明を受けながら、校舎内を見学しました。見学後は、今後の働き方改革の進め方等について意見交換を行いました。
第9回科学の甲子園全国大会滋賀県予選「サイエンスチャレンジ滋賀」を、10月19日(土曜日)に滋賀県庁で開催しました。
この大会は、科学好きな高校生等が集い、競い合い、活躍できる場を構築・提供し、科学好きの裾野を広げるとともに、高校生の科学の力をより高めることを目的として実施されます。
この日の県予選では、県内の高等学校5校、9チームが参加し、1チーム6人のメンバーが協力して筆記競技に臨みました。
県予選の結果は年内には発表され、県代表となった1チームは、令和2年3月20日(金曜日)から23日(月曜日)に埼玉県のソニックシティおよびデザイン化学アリーナ(さいたま市記念総合体育館)で行われる全国大会に出場します。
※令和2年3月20日から23日に開催予定であった全国大会「第9回科学の甲子園」は、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため中止となりました。
令和元年度4回目のふれあい教育対談として、9月6日(金曜日)に、滋賀県教育委員が“パナソニックアソシエイツ滋賀株式会社”を訪問しました。訪問テーマは“障害者雇用の現状”です。
パナソニックアソシエイツ滋賀株式会社は、重度障害者多数雇用を目的とし、働く意志と能力を持ちながら、適職や職場環境に恵まれない方に、安定した職場環境と雇用を確保・促進するために、滋賀県と彦根市およびパナソニック株式会社の第三セクター方式によって平成6年(1994年)8月に設立された会社です。現在は全社員61名中、身体に障害のある方が22名、知的に障害のある方が12名、精神に障害のある方が1名働いておられ、シェイバーや全自動掃除トイレ等の電子回路を製造されています。
訪問当日は、施設内で障害者の皆さんが働いている様子を見学しながら、業務内容の説明を受けました。見学後の意見交換では、各委員が障害者の就労状況について質問し、小幡社長から、日々大切にしていることや課題などについてお話しいただきました。
令和元年度「しがしごと検定」第1回検定を、8月21日、23日、27日、28日、29日の5日間にわたり、コラボしが21他、全4会場で開催したところ、県立特別支援学校高等部の生徒132名が受検しました。
「しがしごと検定」は、学校が協力企業等と連携して開発した評価基準に基づき、特別支援学校高等部生徒を対象に実施する技能検定で、運搬陳列、商品加工、清掃メンテナンス、接客、事務補助の5種目があります。
会場では、参加した生徒たちが、緊張した雰囲気の中これまでの学習の成果を発揮しようと、真剣なまなざしで検定に取り組んでいました。
2019年度滋賀県高校生海外相互派遣事業に参加する高校生の結団式を、 8月26日(月曜日)、県庁で開催しました。
今回は、県内の高校生15名が8月28日(水曜日)から9月15日(日曜日)までミシガン州を訪問します。
結団式では、滋賀県教育委員会の福永教育長が、「今回の派遣をきっかけに、皆さんには世界で活躍する、または、世界とつながる様々な仕事や活動を今後もしてもらえればと思います。」と生徒を激励しました。 また、派遣団を代表して、県立草津高等学校の山本楓さんが「ミシガン州の方々と交流を深め、同世代の人たちと意見を交換する中で、国際感覚を磨き、視野を広げたいと思っています。」と力強く決意表明しました。
8月23日(金曜日)から24日(土曜日)までの1泊2日、学習船「うみのこ」および寄港地(長浜港)において、県内に在住または県内に通学する小学校6年生、中学校1~3年生および高等学校1~2年生の56名が、オールイングリッシュでの宿泊体験や英語活動に取り組みました。
参加した子どもたちは、自身の英語の発信力を高めようと、英語指導助手等のネイティブスピーカーらと積極的に会話していました。
また、様々な世代が集団生活をするなか、英語でコミュニケーションを図り、自分の役割や仲間との関わり方について学びながら交流を深めていました。
県内の中学校98校の代表生徒が集い、いじめの問題について考え、議論する「滋賀県いじめ問題サミット」を8月20日(火曜日)に県庁で開催しました。
生徒たちはグループに分かれ、個人や集団でできること、SNSの利用で気を付けることなどをテーマに話し合いました。
それぞれの意見から、「いじめに対する3つの心~強い心、優しい心、賢い心」、「認め助け合おうみんなの個性」、「SNSつくるもつかうも同じ“人”~あなたには画面の奥が見えますか?~」の3つのメッセージが滋賀県宣言に決まりました。
県教育委員会は、8月8日木曜日、ひこね市文化プラザにて「読み解く力」育成セミナーを開催しました。
このセミナーは、本県の教育施策の中でも特に力を入れている「読み解く力」の育成について、実践的な取組を学ぶため、国立情報学研究所社会共有知研究センター長の新井教授を講師にお招きして開催したもので高校生、教員等約900人が参加しました。
新井教授からは、まず先に本県の高校生650人を対象に実施されたRST(リーディングスキルテスト)の結果が紹介されたのち、教育で求められるのは何よりも教科書を理解する力であること、そして、その力を高めるには、教科書や新聞の要約を毎日実施するべきであるとの御示唆をいただきました。
県教育委員会としては、小中高の各学校における「読み解く力」の育成に努めていきます。
元近江八幡市長の川端五兵衞氏と制作者である竹本梢氏から、書籍「てんびんの詩(うた)」1,000冊が県に寄贈されることとなり、8月8日(木曜日)県庁で贈呈式が行われました。
この書籍は、大正末期の滋賀県を舞台に、大名田の後継ぎとなる13歳の少年がてんびん棒を担ぎ、鍋蓋売りの行商に出ることを通じ、「物を売る」とは、「商売の心」とは何かを知る物語です。
贈呈式では川端氏から、「人間教育の大切な教本として活用していただければと思います。」と述べられ、三日月知事は「たくさんの書籍をありがとうございます。たくさんの子どもたちや様々な人たちに読んでいただこうと思います。」と謝辞を述べました。
贈呈された本は、県内各学校や図書館にて閲覧される予定です。
8月6日(火曜日)から阪神甲子園球場(兵庫県)で行われる第101回全国高等学校野球選手権大会を前に、滋賀県代表として2年連続14回目の出場となる近江高等学校の激励会が、8月1日(木曜日)県庁で行われました。
激励会には、選手や監督など22人が参加しました。三日月大造知事が、「近江ブルーが、琵琶湖ブルーが甲子園で躍動すること、そして一球一打集中して、大いに活躍してくれますことを期待しています。」と激励の言葉をかけると、主将の有馬諒選手は「滋賀県の負けたチームの悔しい思いを胸に、滋賀県民の皆様の期待に応えられるように、全国大会は一戦必勝で優勝旗をこの滋賀に持ち帰りたいと思います。」と力強く誓いの言葉を述べました。
7月31日(水曜日)、 “しが学校支援メニューフェア”をコラボしが21(大津市)で開催しました。
“しが学校支援メニューフェア”は、専門的な知識や技能を持つ地域の人々や企業・団体・NPO等が、それぞれが提供する学校支援メニューをブース展示し、それを県内各学校の地域連携担当者等が自由に見学して、支援者と直接意見交換をします。現在、187の団体が“学校支援メニュー”に登録していただいており、281のメニューがあります。
この日は、48のブース展示がありました。また、10年間にわたり“学校支援メニュー”に登録いただいている10の企業・団体に、感謝状の贈呈が行われました。
第43回全国高等学校総合文化祭(2019さが総文)に参加する生徒の壮行会が、 7月22日(月曜日)、滋賀県庁で行われました。
全国高等学校総合文化祭は、昭和52年から毎年行われており、各都道府県代表の高校生が参加する国内最大規模の高校生による芸術文化活動の文化の祭典で、『2019さが総文』は、「創造の羽を広げ、蒼天へ舞え バルーンの如く」をスローガンに、7月27日(土曜日)から8月1日(木曜日)までの6日間、佐賀県内において開催されます。本県からは、19の部門に、県内予選や選考会などで推薦された281名の生徒が出場・出品します。
壮行会では、それぞれの代表が抱負を述べたり、レベルの高いパフォーマンスを披露するなど、全国での活躍が大変期待されます。
令和元年度全国高等学校総合体育大会に参加する滋賀県選手団の結団式が、 7月12日(金曜日)、大津市民会館で行われました。
大会は、鹿児島県、熊本県、宮崎県、沖縄県、和歌山県で行われ、大会愛称を「感動は無限大南部九州総体2019」とし、7月27日(土曜日)に、鹿児島アリーナで総合開会式が行われます。本県からは選手465名、役員・監督等129名の総勢594名が参加します。
結団式では、瀬田工業高等学校柔道部の谷口翼選手が「これまで支えてくださった人たちへの感謝の気持ちを忘れず、正々堂々、最後まで戦い抜くことを誓います。」と力強く選手宣誓を行いました。
6月28日(金曜日)に、滋賀県危機管理センター(大津市)において、各市町教育委員会の学校安全担当者ら36名が参加し、「令和元年度第1回滋賀県子どもの安全確保に関する連絡協議会」を開催しました。
会議では、まず文部科学省が作成した「『生きる力』をはぐくむ学校での安全教育」や「学校の危機管理マニュアル作成の手引き」を用いて、通学の安全管理や、事故等発生時の対応の基本について説明を行いました。
その後、「大津市園児交通事故」を受けての対応について、各市町から取組の報告があり、彦根市からは各園から出た注意点を「安全チェックポイント」としてまとめ、共有しているという説明がありました。
滋賀県高校生海外相互派遣事業の一環として、アメリカ合衆国ミシガン州と滋賀県の高校生が相互に相手国を訪問して学校生活を体験し、ホームステイを行います。
6月28日(金曜日)には、ミシガン州の高校生15名が大津市の滋賀県公館で三日月知事を表敬訪問し、延暦寺や琵琶湖博物館を訪問しました。その後、家庭生活と学校生活を体験して、7月13日(土曜日)に帰国予定です。
また、滋賀県の高校生15名も、8月28日(水曜日)に出発し、9月16日(月曜日)帰国の予定で、ミシガン州を訪問します。
今年で28回目の実施となり、ミシガン州から延べ487名を受け入れ、滋賀県から延べ498名を派遣することになります。
6月14日(金曜日)、2019年度滋賀県コミュニティ・スクール推進事業研修会を、県庁で開催しました。この研修会は、コミュニティ・スクールを導入する学校を増やし、また、すでに導入している場合は、その活動を充実させるため開催したものであり、県内の先生や地域コーディネーターなど約80名の方が参加されました。
研修会では、はじめに、「学校運営協議会の導入と立ち上げ」と題して、滋賀県立伊香高等学校の山田薫校長先生に、「地域の経営者や若者と語る会」を設置するなどの実践事例を紹介していただきました。
その後、「コミュニティ・スクールの効果的な導入・推進に向けて」と題して、横浜薬科大学教職課程センターの梶輝行教授に御講演いただき、全国的な取組状況や神奈川県でのこれまでの取組などのお話をしていただきました。
講演の後は、グループディスカッションとして、参加者全員がグループに分かれ、それぞれのグループに県のCSアドバイザーがファシリテーターとして加わり、活発な意見交換が行われました。
令和元年度1回目のふれあい教育対談として、6月11日(火曜日)、滋賀県教育委員が“長浜市立長浜北小学校”を訪問しました。訪問テーマは“外国籍児童に対する学習支援の取組と課題”です。
長浜北小学校では、全校児童817名に対して、外国籍児童が93名在籍しています。特別支援学級においては、全24名のうち5名が外国籍児童です。93名の外国籍児童のうち、39名の児童が1日に1,2時間、日本語指導教室で学習しています。
訪問当日は、日本語指導教室、通常学級、特別支援学級の授業の様子を参観しました。日本語指導教室では、日本語指導担当の先生や通訳の方により、少人数に分かれて学習が行われていました。
参観後には、長浜北小学校における現状や課題、今後の対応などについて意見交流を行いました。
令和元年度滋賀県高等学校春季総合体育大会が、4月14日(日曜日)から6月8日(土曜日)にかけて、大津市の皇子山総合運動公園陸上競技場等で行われました。大会には、約1万5千人の生徒が参加し、34競技が行われました。
皇子が丘公園体育館では、バドミントン競技の団体戦が行われました。会場は熱気に包まれ、プレーする選手たちは、それぞれの学校の部員から大きな声援を受け、日ごろの練習で培った力や技を発揮し、熱戦を繰り広げました。
「びわ湖ホール 音楽会へ出かけよう!」ホールの子事業が、5月28日(火曜日)~31日(金曜日)、6月3日(月曜日)、4日(火曜日)に行われ、9年目となる本年度は、6日間12公演で137校、10,000人を超える県内小学校、特別支援学校等の子どもたちが参加しました。
初めは、大編成のオーケストラによる本格的な演奏に圧倒されていた子どもたちも、大きなスクリーンを用いた楽器や曲の紹介、子どもたちにも聴き馴染みのある名曲の演奏などにより、舞台芸術の世界に魅了されていました。後半には、「翼をください」をびわ湖ホール声楽アンサンブルと一緒に歌い、ホールが大合唱の歌声に包まれました。
第56回滋賀県中学校春季総合体育大会が5月16日(木曜日)、17日(金曜日)、18日(土曜日)に大津市の皇子山総合運動公園陸上競技場他、県内80会場で行われました。
大会には108校、15,866名の選手が参加し、19競技(20種目)が行われました。天候にも恵まれ、皇子山総合運動公園陸上競技場では、県内の陸上競技部の選手たちが、強い日差しを浴びながら、日々の練習の成果を精一杯発揮していました。また応援席からは、共に練習してきた選手に対して大きな声援が送られていました。
県内各学校の教員など教育関係者を対象とした、「読み解く力」向上フォーラムが、5月9日(木曜日)に県庁で行われました。
本県では、文章、図・グラフや他者とのやりとりなどから「読み解く力」を社会で生きていくために必要な力として位置付け、基礎的・基本的な知識・技能の定着を図るとともに、「読み解く力」を育む取組を進めています。
フォーラムでは、東京大学の藤江康彦教授と京都女子大学の水戸部修治教授に、「読み解く力」の重要性や考え方、「読み解く力」育成の視点などについて御講演いただきました。その後、県の教育委員である京都大学の土井真一教授をコーディネーターとしてパネルディスカッションが行われ、会場からの質問にも答えながら「読み解く力」についての理解を深めました。
大津港に停泊中の学習船「うみのこ」において、4月24日(水曜日)、平成31年度「湖の子」出航式が行われました。
式では、びわ湖フローティングスクール所長、滋賀県教育委員会教育長から挨拶、来賓を代表して草津市教育委員会教育長から激励の言葉がありました。
福永県教育長が、「琵琶湖を守るために、自分の住んでいるところを守るために、どんなことができるのか。毎日の生活の中で、考えてくれればうれしく思います。」と述べると、代表の児童は、「今回学習したことを生かして、琵琶湖のために自分は何ができるのか、何をしたらいいのかじっくり考える2日間にしたいと思います。」と述べました。
今年度第1回児童学習航海の乗船校である草津市立笠縫小学校、栗東市立治田小学校の5年生約150名が、2日間の航海へと出発しました。今年度は、2月下旬まで102回の児童学習航海を予定しています。
公益財団法人AFS日本協会滋賀支部の活動により、滋賀県に約1年間の留学をする3名の生徒が、4月5日(金曜日)に福永教育長を表敬訪問しました。
AFSとは、高校生の交換留学を主な活動とした国際教育交流団体です。
留学生の3名は、イタリア、フィンランド、オーストラリア出身で、現在は、それぞれ県立国際情報高等学校、立命館守山高等学校、県立彦根東高等学校に在学しています。
教育長が「世界各国に留学できる中で、なぜ日本に来たのですか。」と尋ねると、3名の生徒は、「ジブリの映画を見て、日本文化に興味を持ちました。」「日本文化に興味がありました。」「アニメが好きで、日本が好きになりました。」とそれぞれ答えていました。
今年度新たに県立学校に採用された教職員への辞令交付式が、4月1日(月曜日)、県庁で行われました。新
規採用教職員の代表として、八幡商業高等学校の伊藤栞教諭が力強く宣誓書を朗読しました。その後、福永教育長が「日々研鑽を積み、教員としての自己を確立し、子どもたち、保護者、そして地域の方々に信頼される頼もしい先生になってください。」と訓話を行いました。
新規採用教職員140名は、教職員としての自覚と責任を胸に、教育に携わる決意を新たにしました。