第90回記念選抜高等学校野球大会に出場する膳所高等学校、近江高等学校、彦根東高等学校の3校の激励会が、3月14日(水曜日)に県庁で行われました。
3校の主将が、大会に向けてそれぞれ決意を述べると、三日月大造知事は「一戦一戦勝ち上がり、悩ましい対決になりますが、滋賀県勢同士の対決も見てみたいなと思います。そして優勝旗を持ち帰っていただきたいなと思っています。」とエールを送りました。
大会は、3月23日(金曜日)に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕します。
学習船「うみのこ」の引退セレモニーが3月11日(日曜日)に大津港にて行われました。
「うみのこ」は昭和58年に就航し、35年間にわたり539,878名の児童が乗船しました。
セレモニーでは、乗船経験者から公募で選ばれた約50人を代表して、甲賀市立貴生川小学校5年生の北條陽菜さんが「うみのこで学んだことを忘れず、これからも琵琶湖を大切にし、守っていくことを初代うみのこに約束します。」と述べました。
3月5日(月曜日)に株式会社杢兵衛造船所から滋賀県に対して、学習船「うみのこ」新船で活用するデジタル顕微鏡やデジタル水質測定器等の教育備品が寄贈されました。
贈呈式で、代表取締役社長の仲野薫様から目録が贈られると、三日月大造知事は「多くの子どもたちが乗船でいろんな体験をします。こうした最新機器を頂いて、より深く学べることをうれしく思います。」とお礼を述べました。
滋賀ダイハツ販売株式会社から滋賀県に対して、新船「うみのこ」を模したラッピングカー“うみのこイース号”(軽自動車)を寄贈いただくことになり、3月5日(月曜日)に寄贈式が行われました。
寄贈式では、代表取締役社長の後藤敬一様が「これからも「うみのこ」が子どもたちに愛され、思い出深い学びの場になることを願っています。」とあいさつされました。
三日月大造知事は「この“うみのこイース号”は、「うみのこ」を連想させるデザインですので、積極的に県内各地を回り、大切に活用させていただきます。」とお礼を述べました。
大津港に帰港した学習船「うみのこ」において、3月1日(木曜日)、平成29年度「湖の子」終航式が行われました。今年度で最後となる現「うみのこ」には、35年間で53万人を超える児童が乗船しました。この日の航海には、草津市立老上西小学校、栗東市立治田小学校の児童・教職員等が乗船しました。
終航式では、乗船児童代表が「私のお母さんも小学生の時に乗ったそうです。昔からある「うみのこ」がなくなるのは悲しいですが、最後に乗ることができてよかったです。私の妹の時は、新しい船になっていますが、その時に聞ける話も楽しみです。」とあいさつしました。その後、代表児童より感謝の気持ちを込めて、高橋船長らに花束の贈呈が行われました。
彦根西高等学校と彦根翔陽高等学校の閉校式が、3月1日(木曜日)に彦根翔西館高等学校で行われました。式では、茶谷不二雄校長が「これまでに両校が築き上げてきた歴史は確実に彦根翔西館高等学校へと引き継がれ、今後更に発展していくものと確信しています。」とあいさつし、その後、両校の校旗を青木洋教育長に返納しました。
また同日、長浜北高等学校においても、長浜高等学校と長浜北高等学校の閉校式が行われました。梅本剛雄校長は「新校ではこの両校の伝統をしっかりと受け継いで、より一層地域の方々に愛され、信頼される学校づくりをしていきたい。」と述べ、その後、岩谷斉教育次長に両校の校旗を返納しました。
今後は、それぞれの学校が統合した彦根翔西館高等学校、(新校)長浜北高等学校として閉校した学校の歴史を受け継いでいきます。
平成29年度10回目のふれあい教育対談として、2月8日(木曜日)、県教育委員が“竜王町立竜王中学校”を訪問しました。訪問テーマは「働き方意識改革による子どもたちと向き合う時間の確保」です。
はじめに竜王町教育委員会より、竜王町における働き方改革の取組について説明をお聞きました。さらに校長先生からは、竜王中学校の取組として「地域と歩む学校づくり」を大切にしているというお話がありました。
その後、図書室を見学しましたが、図書館司書と地域のボランティアの協力により、部屋のレイアウトから貸出しの運営まで、充実した学習環境づくりに取り組まれていました。
(詳しくは、ふれあい教育対談のページを御覧ください。)
びわ湖フローティングスクール学習船「うみのこ」新船の就航を来年度に控え、2月1日(木曜日)に県内在住の永田智也様が学習船「うみのこ」のペーパークラフトを青木教育長に贈呈されました。
永田様は、もともとペーパークラフトの製作を趣味とされており、平成27年(2015年)に永田様のお子様が「うみのこ」に乗船されたのをきっかけとして、「うみのこ」のペーパークラフトの部品を永田様が作り、本体をお子様が製作されていました。
今回は、新船の就航を盛り上げたいという思いから、新船のペーパークラフトを1隻、原船のペーパークラフトを1隻それぞれ寄贈されました。
平成29年度9回目のふれあい教育対談として、1月22日(月曜日)、県教育委員が“長浜市立西中学校”を訪問しました。訪問テーマは「西中学校の伝統文化学習とユネスコスクール」です。
西中学校では、地域の伝統文化について、3年間系統立てて学習されています。1年生では「曳山文化教室」、2年生から3年生にかけては「伝統文化学習講座」の学習に取り組まれています。
訪問では、2年生の総合的な学習の時間に行われていた囃子(しゃぎり)や遠州流茶道(えんしゅうりゅうさどう)など9つの講座を参観しました。この講座は、毎週1回、地域の方が講師として生徒たちに指導されています。また、学習の成果として、学習発表会を開催して地域の方を招いたり、病院等の施設を訪問して演奏や作品展示をされていました。
(詳しくは、ふれあい教育対談のページを御覧ください。)
「生物多様性アクション大賞2017」において、特別賞「SDGs賞」を受賞した草津市立渋川小学校の児童らが、1月18日(木曜日)、青木教育長に受賞を報告しました。
同大賞は、環境省が事務局である「国連生物多様性の10年」の日本における広報活動の一環で、「SDGs賞」は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献する活動に対して贈られるものです。
渋川小学校では、全学年が地域のくらしや自然をテーマに環境学習に取り組んでおり、今回は、6年生が取り組んだ「滋賀の郷土料理学習」と「世界農業遺産学習」が受賞しました。この日は、6年生の太田乃愛さんと片岡詩さんが、パソコンを用いて青木教育長に取組の発表をしました。
びわ湖フローティングスクール学習船新船の命名進水式が、12月28日(木曜日)に中谷造船株式会社琵琶湖工場で行われました。
式では、青木教育長が新船を「うみのこ」と命名しました。さらに、船と陸をつないでいる綱を斧で切断する支綱(しこう)切断が行われると同時にくすだまが華やかに割られました。
新船「うみのこ」は、平成30年3月に完成、5月の運航開始を予定しています。
(学習船「うみのこ」新船の建造フォトレポートへ)
公益財団法人河本文教福祉振興会から、県内の小・中・高等学校、特別支援学校404校に、19,641冊の図書が寄贈されることになり、12月27日(水曜日)に目録贈呈式が行われました。この図書の寄贈は昭和56年(1981年)より行われています。
日髙勇理事長から目録を贈呈されると、青木教育長は「頂きました図書につきましては、学校で日々の授業、子どもたちが自ら調べたいと思ったときに、有効に活用させていただきたいと思います。」と感謝の言葉を述べました。
第16回全国川づくり標語コンクールにおいて、最優秀作品賞を受賞した高島市立朽木東小学校2年生の山原瑛太さんが、12月25日(月曜日)、三日月知事に受賞の報告をしました。
今回のコンクールでは、全国から2,668点の作品の応募があり、水産庁長官賞3点、全国内水面漁業協同組合連合会会長賞3点、佳作5点、入選17点が優秀作品として選ばれ、その中で山原さんの作品が最優秀作品賞に選出されました。
受賞作品の「きれいなかわ おさかなにこにこ みずきらきら」は、10月18日(水曜日)に秋田県で開催された第60回全国内水面漁業振興大会のスローガンに採用され、さらには、滋賀県河川漁業協同組合連合会でもスローガンとして活用し、滋賀県の内水面漁業の振興に役立てられる予定です。
「しがしごと検定」第2回検定が、12月19日(火曜日)、20日(水曜日)に草津市民交流プラザとコラボしが21で行われました。県立特別支援学校高等部の生徒60名が受検しました。
「しがしごと検定」は、県立特別支援学校高等部(分教室、高等養護学校含む)の生徒を対象とした技能検定です。この検定は、学校が協力企業等と連携して開発した評価基準に基づき実施するもので、運搬陳列、商品加工、清掃メンテナンス、接客、事務補助の5種目があります。今回19日に商品加工の検定が、20日には接客と事務補助の検定が行われました。1月には、清掃メンテナンスと運搬陳列の検定が行われる予定です。
会場では、参加した生徒たちが、緊張した雰囲気の中これまでの学習の成果を発揮しようと、真剣なまなざしで検定に取り組んでいました。
12月から1月にかけて開催される高校生の全国大会に出場する選手の激励会「キラリ☆スポーツ応援の日」が12月15日(金曜日)に滋賀県公館で行われました。この日参加した11校、8競技・種目、27名の選手たちは、試合に臨む意気込みを三日月知事に述べました。
選手を代表して、草津東高校バスケットボール部主将の竹村崚さんが「滋賀県代表としてプライドを持ち、全国上位を目指し全力で戦います。」、近江兄弟社高校弓道部主将の上田聖奈さんが「悔いのない試合をし、自分たちの目標とするところを目指して頑張ります。」と全国大会に向けて力強く決意表明しました。
三日月知事からは「滋賀県民みんなで応援しています。大会本番では、これまでの練習の成果を遺憾なく発揮し、悔いの残らないプレーまた競技をしてください。」と激励の言葉がありました。
第2回滋賀県特別支援学校文化行事「うみなフェスタ」が11月22日(水曜日)、23日(木曜日)の2日間、イオンスタイル大津京で行われました。
会場には、児童生徒が授業や部活動で取り組んだ作品が展示されており、農作物や陶芸、紙工、木工等の製品販売も行われていました。
また、ステージでは、ダンスや音楽、ビデオ発表が行われ、それぞれの学校が日頃の練習の成果を披露していました。
「自分の生き方を見つけよう!~プロフェッショナルの生き方に学ぶ~」をテーマに、11月18日(土曜日)、大津市のピアザ淡海で「滋賀 教育の日」推進フォーラム2017を開催しました。
大津高等学校吹奏楽部によるオープニングで始まり、つづいて、滋賀県教育功労者表彰が行われました。その後、NHKエグゼクティブ・アナウンサーの野村正育氏に、「100%伝えるために~アナウンサーという仕事~」と題して講演をいただきました。さらに、河瀬高等学校放送部による映像作品が上映され、その作品について、野村氏と放送部員との意見交流がありました。
発表以外にも、受付前スペースに、野洲養護学校と三雲養護学校の児童・生徒の作品等が展示され、ステージには伊吹高等学校書道部員が書いた題字や、八日市養護学校の生徒が育てたお花が飾られました。教育について考え、滋賀の子どもたちの頑張りを感じることができた一日となりました。
(詳しくは、「滋賀教育の日」のページを御覧ください。)
平成29年度8回目のふれあい教育対談として、11月13日(月曜日)、県教育委員が“高島市立高島学園”を訪問しました。訪問テーマは「たくましく未来を拓く子どもの育成~つながりを大切にした小中一貫教育の展開~」です。
高島学園は、高島市立高島小学校と高島中学校が平成22年に県内初なる小中一貫校として開校しました。
訪問では、はじめに学園長および小中一貫教育の担当者から学園の取組の説明を聞きました。その後、授業参観をしました。
6年生の算数や音楽の授業では、中学校の先生が指導する教科担任制が行われていました。また、小学校から中学校までの9学年を1~4年生・5~7年生・8,9年生の3つのステージに分けて、学習や行事等に取り組まれていました。
(詳しくは、ふれあい教育対談のページを御覧ください。)
平成29年度滋賀県高等学校秋季総合体育大会が、10月26日(木曜日)、27日(金曜日)を中心に、大津市の皇子山総合運動公園陸上競技場他、県内38会場で行われました。大会には、約1万5千人の生徒が参加し、33競技が行われました。
皇子が丘公園体育館では、バスケットボールの試合が行われ、選手は、多くの声援を受けながら、日ごろの練習で培った力や技を発揮し、熱戦を繰り広げました。
平成29年度7回目のふれあい教育対談として、10月26日(木曜日)、県教育委員が学習船『うみのこ』を訪問しました。訪問テーマは「新船での学習活動をつなぐフローティングスクールの取組」です。
訪問では、守山市立吉身小学校、野洲市立中主小学校、滋賀県立野洲養護学校の3つの学校の児童が学習船「うみのこ」に乗船し、児童学習航海が行われていました。その航海の2日目に参加し、長浜港を出発して琵琶湖大橋港までの間、児童たちの学習活動の様子を参観し、びわ湖フローティングスクール所長からは事業の説明等を聞かせていただきました。
「うみのこ」下船後は、大津市堅田で建造中の新船を見学し、造船所の職員の方から説明を受けました。
(詳しくは、ふれあい教育対談のページを御覧ください。)
第38回滋賀県高等学校総合文化祭「総合開会式」が10月22日(日曜日)に栗東芸術文化会館さきらで行われました。
MIHO美学院中等教育学校太鼓部の和太鼓演奏でオープニングを飾り、県立彦根工業高等学校と光泉高等学校の放送部員による司会進行により、弁論や演劇、書道パフォーマンスなど、各部門の参加者によるステージ発表が行われました。また、会場には絵画や写真などの作品が展示され、将棋などの競技実演も行われていました。
滋賀県高等学校総合文化祭は、県内高等学校の文化部生徒が参加する芸術文化活動の祭典です。今年度は「生み出そう創造の輪繋げよう交流の輪」を大会テーマに、10月22日(日曜日)~10月29日(日曜日)の間に、県内14か所18部門が舞台や展示の発表、競技などを繰り広げます。
「しがしごと検定」スキルアップ授業が、10月11日(水曜日)にびわ湖大津プリンスホテルで行われました。
「しがしごと検定」とは、県立特別支援学校高等部生徒を対象とした技能検定で、運搬陳列・商品加工・清掃メンテナンス・接客・事務補助の5種目があります。スキルアップ授業は、「しがしごと検定」を受検する生徒が、協力企業から直接指導を受けることで、就労に対する意欲や興味関心を高め、明確な目標を持って主体的に受検に向けた練習に取り組む力を育てるためのものです。
今回は、28名の生徒が参加し、挨拶の仕方や表情の作り方、注文の取り方からドリンクサービスまで、スタッフの指導を受けながら真剣な表情で接客に取り組んでいました。
平成29年度6回目のふれあい教育対談として、9月15日(金曜日)、県教育委員が『守山市立守山中学校』を訪問しました。訪問テーマは「環境に配慮した新校舎の施設」です。
訪問では、はじめに校長先生より学校の様子について説明していただき、その後、守山市教育委員会事務局の担当者から、校舎の特徴についてお聞きしました。続いて、施設見学を行った後、環境教育主任から環境学習の取組の説明があり、最後に意見交換を行いました。
新校舎は文部科学省のスーパーエコスクールに認定され、琵琶湖がもたらす湖陸風の利用や光を最大限に採り入れる工夫など環境に配慮された建物でした。更に、守山中学校はそうしたハード面だけではなく、その校舎を生かした環境学習にも力を入れ、ソフト面でも環境に配慮する学校でした。
(詳しくは、ふれあい教育対談のページをご覧ください。)
「第65回全国高等学校家庭クラブ研究発表大会」研究発表学校家庭クラブの部において、文部科学大臣賞を受賞した県立大津高等学校家庭クラブのみなさんが、8月31日(木曜日)、青木教育長に受賞を報告しました。
大津高等学校家庭クラブは「SMILEプロジェクト ~未来へつなげ!ゼロ・エミッション大作戦~」という発表題目で、滋賀県唯一現存する琵琶湖の内湖に浮かぶ島状の飛び地「権座」で作付されている滋賀渡船六号という米を、有効に活用する方法を研究し、地元商店街での販売や普及活動を通して地域内資源循環を進めていくとともに環境保護や地域の活性化に向けて、白ぬか商品の研究開発に取り組みました。
報告会では、家庭クラブのみなさんが研究発表大会で実演した寸劇を行いました。
8月に開催された「平成29年度全国中学校体育大会 第44回全日本中学校陸上競技選手権大会」において、男子4×100mリレーで優勝した米原市立双葉中学校陸上部の選手(鍋島聡一朗・西村晟太朗・西野開・須戸遼)が、青木教育長を訪問しました。タイムは42.40秒で、これまでの中学記録を0.37秒更新し日本新記録を達成しました。
報告会では、主将の須戸選手が、「決勝では緊張はしましたが、みなさんの応援のおかげで優勝することができて本当にうれしく思います。」と述べました。青木教育長は、「チームメイトや先生方の御指導、家族の支え、みなさんへの感謝を忘れずに、今後一層努力して、もう一段上の力をつけて、全日本・世界級の選手になってほしいと思います。」と今後への期待を述べました。
平成29年度滋賀県高校生海外相互派遣事業に参加する高校生の結団式が、 8月29日(火曜日)、県庁で行われました。
本事業は、滋賀県の高校生とミシガン州の高校生を相互に派遣し、互いの国の文化や生活等を体験することにより、国際的視野を持った青少年を育成し、本県とミシガン州との友好と親善を促進するものです。今回は、県内の高校生15名が8月30日(水曜日)から20日間、ミシガン州を訪問します。
結団式では、県教育委員会の青木教育長が、「失敗を恐れず、積極的にいろんなことに挑戦してください。」と生徒を激励しました。また、派遣団を代表して、県立米原高等学校の真野有紗さんが「ミシガン州の方々と親善を深め、同世代の人々と意見を交換し合う中で、自らの国際感覚を磨いていきたいと思います。」と力強く、決意表明を行いました。
平成29年度5回目のふれあい教育対談として、8月28日(月曜日)、県教育委員が『大津市立やまびこ総合支援センター』を訪問しました。訪問テーマは「やまびこ総合支援センターの役割と機能」です。
はじめにそれぞれの担当の方から施設の概要説明をお聞きし、その後、施設見学をしました。意見交換では、乳幼児から療育を受ける意味や、保護者の悩みについて、また、乳幼児から学校へ、学校から就労への連携の大切さについて話し合いました。
(詳しくは、ふれあい教育対談のページをご覧ください。)
平成29年度4回目のふれあい教育対談として、8月22日(火曜日)、県教育委員が『にじの家サロンこども食堂&寺子屋』を訪問しました。訪問テーマは「地域における子どもたちの『居場所』づくり」です。
はじめに担当の方から取組の概要説明をお聞きしました。その後、子どもたちの活動の様子を見学し、昼食は子どもたちと一緒にカレーをいただきました。最後に、こども食堂での課題や今後のあり方などについて、意見交流を行いました。アットホームな雰囲気の中、子どもたちは笑顔で過ごし、お世話をされている地域やボランティアの方との絆を感じる、素晴らしい『居場所』となっていました。
(詳しくは、ふれあい教育対談のページをご覧ください。)
「第28回国際生物学オリンピック(2017年イギリス大会)」において、日本代表として銀メダルを獲得した県立膳所高等学校3年の佐藤源気さんが、8月9日(水曜日)、青木教育長に大会結果を報告しました。
「国際生物学オリンピック(IBO)」は、1990年に現在のチェコ共和国のオロモウツで第1回大会が開催された、生物学に関心を持つ高校生等を対象としたコンテストです。今大会には、64か国・地域から241名の生徒が参加し、日本からも全国3,469名の受験者から三次にわたる試験を経て選ばれた4人の高校生が参加しました。
青木教育長が「生物のどういったところに興味を持ったのですか。」と質問すると、佐藤さんは「他の自然科学と比べて、複雑な研究をしているような感じがしますが、実は、基本的な化学や物理等の現象が合わさってできていて、統一性のようなものが見えてくることがおもしろいです。」と答えていました。
第99回全国高等学校野球選手権大会を前に、滋賀県代表として4年ぶり2回目の出場となる県立彦根東高等学校の激励会が、8月3日(木曜日)県庁で行われました。激励会には、選手や監督など22人が参加しました。
三日月大造知事から、「赤鬼魂でがんばってください。県民みんなで応援しています。」と激励の言葉を受けると、主将の松井拓真選手が「敗退していった50チームの思いを背負い、滋賀県代表として、初の全国制覇、優勝旗をこの滋賀県に持って帰ってこられるよう一戦一戦戦ってまいります。」と力強く誓いの言葉を述べました。
第41回全国高等学校総合文化祭(みやぎ総文2017)に参加する生徒の壮行会が、 7月24日(月曜日)、滋賀県庁で行われました。
「みやぎ総文2017」は、7月31日(月曜日)から8月4日(金曜日)までの5日間、宮城県内において開催されます。本県からは、20の部門に、県内予選や選考会などで推薦された346名の生徒が出場・出品します。
壮行会では、県の青木教育長が「全国から参加をされる高校生と積極的に交流をして、これからの滋賀の文化芸術のさらなる発展のために、みなさん方が次代のリーダーとなれるよう一回り大きくなって帰って来ていただきたい。」と激励しました。続いて、写真部門に出場する八日市高等学校の太田達也さんが「みやぎ総文2017では、一層交流の輪を広げ、実り豊かな成果があげられるよう頑張ってまいります。」と誓いのことばを述べ、各部門の代表生徒が、参加に向けての抱負を語りました。
平成29年度高校生海外体験プログラムに参加する高校生の結団式が、 7月20日(木曜日)、大津合同庁舎で行われました。
このプログラムは、海外生活体験や語学学校での研修を通して、豊かな語学力・コミュニケーション能力、異文化理解の精神等を身につけた、国際的に活躍できるグローバル人材の育成を目的としています。県立高等学校の生徒20名が、7月22日(土曜日)から8月4日(金曜日)までの14日間、イギリスのデボン州に派遣されます。
結団式では、県立虎姫高等学校の千田幸穂さんが「各国からの留学生、ホストファミリーと交流する中で、これまで学んできた自分の英語の力をためし、更に高めたいと考えています。そして多くの方々との親善を深め意見を交換し合う中で自らの国際感覚を磨きたいと思います。」と力強く、決意表明を行いました。
平成29年度3回目のふれあい教育対談として、7月19日(水曜日)、県教育委員が『みなみっこひろば』(大津市立瀬田南幼稚園・瀬田南保育園)を訪問しました。訪問テーマは「幼・保一体化施設の取組と現状」です。
子どもたちの活動の様子を参観し、その後、両園長先生から園での取組等について説明を聞きました。幼稚園と保育園が1つの施設の中に共存する『みなみっこひろば』では、園長先生はじめ、幼稚園・保育園の先生方が、互いの良さを生かせるように話合いや様々な工夫をしておられ、こうした環境の中で、子どもたちは、のびのびと園の区別なく共に成長されていると感じました。
(詳しくは、ふれあい教育対談のページをご覧ください。)
平成29年度全国高等学校総合体育大会に参加する滋賀県選手団の結団式が、 7月12日(水曜日)、大津市民会館で行われました。
大会は、山形県、宮城県、福島県などで行われる「南東北総体」で、7月28日(金曜日)に、山形県総合運動公園総合体育館で総合開会式が行われます。本県からは選手454名、役員・監督・コーチ等121名の総勢575名(出場選手が決まっていない水泳競技を除く)が参加します。
結団式では、岩谷教育次長から比叡山高等学校女子ソフトボール部の梶井誇子選手に団旗が渡されました。続いて、栗東高等学校体操部の細田真弘選手が「先生・コーチ・家族への感謝の気持ちを忘れずに、これまで共に切磋琢磨した仲間と南東北のちで最高のパフォーマンスを発揮することを誓います。」と力強く選手宣誓を行いました。
第99回全国高等学校野球選手権滋賀大会が7月9日(日曜日)開幕し、開会式が大津市の皇子山球場で行われました。
開会式では、選手たちが堂々と入場行進を行い、甲南高等学校の酒井郁人主将が「9人そろってグランドに立てる喜びをかみしめ、私たち選手の笑顔が、ベンチ、スタンド、学校、地域を盛り上げ、湖国滋賀を熱い夏にします。」と力強く選手宣誓を行いました。
今大会には56校51チームが参加し、甲子園出場を目指して皇子山球場、県立彦根球場(彦根市)の両球場で熱戦が繰り広げられます。決勝戦は7月26日(水曜日)に行われる予定です。
第99回全国高等学校野球選手権滋賀大会の組合せ抽選会が、6月28日(水曜日)、栗東市の栗東芸術文化会館さきらで行われ、56校51チームの対戦カードが決まりました。選手宣誓は抽選の結果、甲南高校の酒井郁人主将に決まりました。
大会は7月9日(日曜日)に皇子山球場で開幕し、2日目からは、県立彦根球場との2会場で試合が行われ、7月26日(水曜日)に優勝校が決定する予定です。また、第62回全国高等学校軟式野球選手権滋賀大会の組合せ抽選会も同時に行われ、3校の対戦カードが決まりました。大会は7月22日(土曜日)、23日(日曜日)に湖東スタジアムで行われます。高校球児たちの熱戦が期待されます。
平成29年度2回目のふれあい教育対談として、6月12日(月曜日)、県教育委員が滋賀県立甲南高等学校・甲南高等養護学校を訪問しました。訪問テーマは「地域に根ざした総合学科と高等養護学校」です。
総合学科である甲南高等学校は、「生物と環境」「バイオとかがく」「福祉と保育」「食と健康」の4つの系列があり、それぞれが特色ある内容で、どの系列も地域と連携した取組をされていました。
甲南高等養護学校では、高等学校と併設されていることを生かし、生徒同士の交流や、教員の連携、施設の供用により、生徒が卒業後、社会で働き続ける力を付けることを目標に授業等に取り組んでおられました。
(詳しくは、ふれあい教育対談のページをご覧ください。)
今年度1回目のふれあい教育対談として、6月2日(金曜日)、県教育委員が大津市立葛川小・中学校を訪問しました。訪問テーマは「子どもが主体的に学び合うための小中一貫教育~地域の特性と少人数の良さを生かした取組~」です。
この日は、小学校、中学校のすべてのクラスの授業と小学校全校児童で行う朗読会を参観しました。その後、代表児童、生徒から学校の行事等の取組の説明を聞き、続いて、職員の方々と意見交換を行いました。
(詳しくは、ふれあい教育対談のページをご覧ください。)
「びわ湖ホール 音楽会へ出かけよう!」ホールの子事業が、5月29日(月曜日)~6月2日(金曜日)に行われ、5日間10公演で121校、8,300人を超える県内小学校、特別支援学校等の子どもたちが参加しました。
初めは、大編成のオーケストラによる本格的な演奏に圧倒されていた子どもたちも、大きなスクリーンを用いた楽器や曲の紹介、子どもたちにも聴き馴染みのある名曲や「琵琶湖周航の歌」などの演奏により、舞台芸術の世界に魅了されていました。後半では、「翼をください」を子どもたちもびわ湖ホール声楽アンサンブルと一緒に歌い、ホールが大合唱に包まれました。
平成29年度第54回滋賀県中学校春季総合体育大会が5月18日(木曜日)、19日(金曜日)に大津市の皇子山総合運動公園陸上競技場他、県内80会場で行われました。
大会には107校、16,450名の選手が参加し、19競技(20種目)が行われました。天候にも恵まれ、皇子山総合運動公園陸上競技場では、トラック競技の1500m、4×100mRやフィールド競技の走高跳、砲丸投等の競技が行われ、選手たちは強い日差しを浴びながらも、日ごろの練習の成果を精一杯発揮していました。またスタンドからは、チームメイトや保護者からの大歓声が沸き起こっていました。
彦根港に停泊中の学習船「うみのこ」において、4月25日(火曜日)、平成29年度「湖の子」出航式が行われました。
式では、びわ湖フローティングスクール所長、滋賀県教育委員会教育長から挨拶、彦根市教育委員会教育長から激励の言葉がありました。青木県教育長は、「52万人をこえる児童の皆さんが乗船した、この「うみのこ」での航海は今年度が最後になります。明日船を下りるとき、長い間ご苦労さまと声をかけてください。」と述べました。続いて、代表の児童が「琵琶湖の魚についての疑問がたくさんあるので、少しでも答えが見つかるよう頑張りたいです。他の小学校の皆さんと、仲良くしたいと思っています。」と話し、児童学習航海を支えていただく鈴木船長、食堂の小西店長、青木県教育長に花束の贈呈が行われました。
今年度第1回児童学習航海の乗船校は彦根市立城西小学校、城北小学校、亀山小学校の3校で、多くの保護者や関係者らに見送られながら2日間の航海へと出発しました。今年度は、2月下旬まで96回の児童学習航海を予定しています。
滋賀県の教育行政を推進するにあたり、各市町の教育委員を対象とした平成29年度の教育行政重点施策の説明会を、4月7日に県庁で開催しました。
はじめに、青木洋県教育長が新学習指導要領に向けての取組、いじめに関する問題への対応、学校現場の働き方改革に向けた取組の3点を重点に挙げ、「市町教育委員会をはじめ、保護者、地域、関係機関や各団体の皆様と連携をして、県教育の推進にしっかりと取り組んでいきたい。」と挨拶をしました。後半は、研修会として、高島市・東近江市・日野町の各教育委員会より、各市町の取組を紹介していただきました。
今年度新たに県立学校に採用された教職員への辞令交付式が、4月3日(月曜日)、県庁で行われました。
新規採用教職員の代表として、米原高等学校の西本千晃教諭が青木教育長から辞令を受け取り、甲良養護学校の塚本葵教諭が力強く宣誓書を朗読しました。その後、青木教育長が「教育公務員としての自覚を持つこと、自らが周囲の良き手本になること、自らが学び続ける姿勢を持つことを意識してほしい。」と訓話を行いました。新規採用教職員120名は、教職員としての自覚と責任を胸に、教育に携わる決意を新たにしました。