毎年のように発生する大規模な地震や大雨はいつどこで発生してもおかしくありません。こうした災害に対しては、自らの命は自分で守る「自助」とともに、自分たちの地域は自分たちで守る「共助」が重要です。 一方で、単独世帯の増加や少子高齢化、都市化や過疎化などにより、地域の絆が弱くなっている現状があります。
こうした中で、地域における「自助」「共助」の担い手である住民、企業・団体、学校、NPO、ボランティアなどの構成員が、果たすべき役割を意識し、連携・協働して減災・防災力を発揮することが求められています。
ここでは、地域の減災・防災力を発揮するためのモデルの提示を目的とした「地域減災しくみづくり検討会」で報告された、連携・協働により災害に備える方法を紹介します。