滋賀県の森林面積は、約20万ヘクタール。滋賀県の約50%を占めています。県面積のおよそ6分の1は、琵琶湖ですので、陸地の60%近くが森林ということになります。
滋賀県の森林に降った雨のほとんどは、琵琶湖に注ぎ込み、豊かなマザーレイクを育んで私たちの生活を支えています。
滋賀県の森林は、43%が人工林、天然林が53%、残りの4%が竹林などです。
滋賀県の人工林で植えられている樹種は、スギ、ヒノキです。これらの人工林とアカマツ、コナラ、ブナなどからなる天然林と琵琶湖が一体となって豊かな生態系を形成し、湖国の景観をつくりだしています。
※人工林:人の手によって苗木を植えたり、種をまいて育てた森林
※天然林:自然の力によって発芽、成立した森林。発芽後に手入れを行った場合でも天然林という。
詳細はこちら(滋賀県森林・林業統計要覧)へ
滋賀県では、「琵琶湖森林づくり条例」と「琵琶湖森林づくり基本計画」に基づき、琵琶湖と人びとの暮らしを支える森づくりを進めています。また、平成18年から県民のみなさんからいただいた「琵琶湖森林づくり県民税」を活用して、「環境重視」と「県民協働」の2つの視点にたった、8つの「琵琶湖森林づくり事業」を実施しています。
詳細はこちら(琵琶湖森林づくりガイド)へ
森林の多面的機能をより一層発揮させるために地域の特性にあった多様な森づくりを行います。
森林は、県民全体の貴重な財産です。琵琶湖から恩恵を受けているすべての上下流住民が一体となって森づくりをすすめます。
県内の小学校4年生を対象とした体験的な森林環境学習 「やまのこ」のようす(提供:滋賀県森林政策課)
県民による協働の森づくり活動(提供:滋賀県森林政策課)