キャッフィーのくらし通信（2024年9月30日号）

滋賀県消費生活センターでは、最近相談の多い事例やタイムリーな情報を発信しています。

ネットショッピングで商品を注文し、指定された口座に代金の入金を行った。しかし、商品が欠品しており納品できないと通知があり、業者から返金対応のためSNSの登録をするよう指示があった。登録すると外国人と思われる男性から連絡があり、「今回の返金は○○ペイで行うので言う通りにスマホを操作してください」と言われ、相手の指示とおり数字を入力操作した。後日、○○ペイカード会社から請求依頼書と振込依頼書が郵送され、返金してもらうはずが送金させられていたことが分かった。（50歳代女性）

ネットショッピングで商品を購入した消費者が、販売業者から「○○ペイで返金する」と言われ、スマートフォン操作方法の指示に従ったところ、「返金」してもらうはずがいつの間にか「送金」してしまっていた、という新手の詐欺に関する相談が全国の消費生活センターに寄せられています。

ネットショッピングの代金を銀行振込しているにもかかわらず、「○○ペイで返金します」などと言われたら、まず詐欺を疑いましょう。相手の指示に従ってスマートフォン等を操作することはせず、消費生活センターや警察に相談してください。また、被害に遭ってしまった場合は、すぐにコード決済しているサービス事業者に申し出てください。