滋賀県消費生活センターでは、最近相談の多い事例やタイムリーな情報を発信しています。
パソコンを閲覧していると、「ウイルスに感染した」という警告画面になり、大手セキュリティ会社名が画面上に表示されたので、信用し、記載されていた電話番号に連絡した。電話相手の指示通りにパソコンを操作し、サポートを受けるためには電子マネーを購入するよう言われ、購入した。電子マネーのアルファベットと数字を入力したところ、「入力番号が誤っている」とさらに電子マネーを購入するように言われ、不審に思い、購入するのをやめた。(60歳代男性)
近年、パソコンやスマートフォンでインターネットを使用中に突然「ウイルスに感染している」等の偽警告画面や偽警告音が出て、それらをきっかけに電話をかけさせ、有償サポートやセキュリティソフト等の契約を迫る、いわゆる「サポート詐欺」の相談が寄せられています。
警告画面が表示されたときは慌てず、まずは偽物ではないかと疑い、自分でパソコン等の状態を見ましょう。また、警告画面に掲載されている連絡先には絶対に電話しないようにし、自分で判断できない場合は周りの人に相談しましょう。
また、指示されたとおりに遠隔操作ソフトのインストールに応じたり、有償サポートやセキュリティソフトの契約等の支払いのためにと、プリペイド型電子マネー等の購入に応じたりしないようにしましょう。
もし支払いをしてしまった場合は、支払い方法がプリペイド型電子マネーの場合は、すぐに発行業者に連絡しましょう。支払方法がクレジットカードの場合はクレジットカード会社に相談しましょう。