滋賀県消費生活センターでは、最近相談の多い事例やタイムリーな情報を発信しています。
クレジットカードの利用確認メールが数件届いたため、不正利用にあったと思いクレジットカードの番号変更を行ったところ、ゲーム課金であることがわかった。クレジットカード会社から家族内での利用ではないかと聞かれ確認したところ、小学生の子どもがスマホゲームでアイテム欲しさに課金していることがわかった。明細を確認すると、総額70万円程課金していた。とても支払うことはできない。どうしたらよいだろうか。(40歳代男性)
保護者が認めていない未成年者の課金については、未成年者契約の取消しが認められる可能性があります。ただし、子ども自身が年齢を偽っていないことなどの要件が定められているので、必ず取消しが認められるとは限りません。未成年者の高額課金や契約に気が付いた時は契約先に取消しの連絡をしましょう。
また高額な課金をしないために下記ポイントに注意しましょう。
〇日頃から家族でよく話し合い、スマートフォンやゲームなどを行う際の約束事を決めておきましょう。
〇子どもに保護者のアカウントを使わせるのではなく、制限がかけられる子どものアカウントを作りましょう。また子どもの年齢に合わせたペアレンタルコントロールなどを活用しましょう。
〇クレジットカードやキャリア決済(携帯電話料金と合算での決済方法)などの利用限度額を最小限に設定しておきましょう
〇クレジットカード番号や、保護者のアカウント情報、パスワード等の登録情報を厳重に管理し、子どもや他人に教えないようにしましょう
〇クレジットカード等の利用明細や決済完了メールはこまめに確認しましょう。