■作文試験
【令和5年度】
(一般事務)
世界経済フォーラムが各国における男女格差を表す指数として発表しているジェンダー・ギャップ指数において、令和5年(2023年)の日本の総合順位は146か国中125位と先進国の中で最低レベルであったほか、平成18年(2006年)に発表が始まって以来日本のスコアはほぼ横ばいであり、男女の格差解消が遅れていることから、男女共同参画社会の実現に向けての更なる取組が求められます。
そこで、女性管理職の登用が進むことによる効果を述べたうえで、女性の活躍を推進するために行政としてどのような取組が必要か、あなたの考えを述べてください。
(総合土木)
滋賀県職員に求められる役割についてあなたの考えを述べてください。
【令和4年度】
(一般事務)
近年、就職や転職の際にワーク・ライフ・バランスを重視する傾向がありますが、新型コロナウイルス感染症や災害対応などの際には、公務員は迅速かつ適切な対応を求められます。
このことを踏まえて、公務員としての心構えやとるべき行動について、あなたの考えを述べてください。
(総合土木)
近年、環境負荷の軽減、災害時における交通機能の維持、国民の健康増進等の観点から、自転車の利用促進が一層求められている一方、道路利用全体の安全・安心の確保が重要な課題となっています。
そこで、この「道路利用全体の安全・安心の確保」という観点から、自転車の利用促進を図る上での、(1)考え得る課題を1つ取り上げ、(2)その解決のため行政が実施すべき施策について、あなたの考えを述べてください。
【令和3年度】
(一般事務)
あなたが考える滋賀県の課題と、それを解決するために必要な施策について述べてください。
(総合土木)
滋賀県の現状および課題について、「住みやすさ」の観点から分析し、あなたの考えを述べてください。
■集団討論
【令和5年度】
(一般事務)
地震や大雨、大雪等の自然災害が発生した際には、交通が遮断され、多数の帰宅困難者が発生することがあります。
そこで、
(1)帰宅困難者の発生により生じる課題を出し合って議論したうえで、最も優先順位が高い課題を選び、
(2)その課題を解決するために県が実施すべき施策について、グループとして意見をまとめてください。
(総合土木)
建設産業は、地域のインフラ整備を推進し、適切に維持管理していくことで、そこに住む人々の生活や産業を支えてきました。また、災害発生時には地域の守り手として重要な役割を果たしてきました。
しかし、近年、建設産業に従事する人材が減少し、特に、若年層の減少が著しいことから、技術者の確保が大きな課題となっています。
そこで、
(1)建設産業に従事する人材が減少し、技術者の確保が難しくなっている原因について議論し、最も重要な原因を一つ選んだ上で、
(2)(1)で選んだ原因を解消するために県が実施すべき施策とその効果について、グループとして意見をまとめてください。
【令和4年度】
(一般事務)
滋賀県の「強み」と「弱み」についてそれぞれ議論した上で、滋賀県をさらに魅力ある県にするために最も必要と考えられることについて、グループの意見をまとめてください。
(総合土木)
本県では、地域の魅力を活かした観光・地域経済の振興や健康なまちづくりのため、ビワイチをはじめとした自転車利用環境の整備や都市公園の利便性向上に力を入れています。
そこで、魅力のある、誰もが暮らしやすい地域づくりを進めるため、総合土木職の県職員として取り組むべき具体的な方策について討論し、結論としてまとめてください。
【令和3年度】
(一般事務)
国では、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を2050年に実現するという目標を掲げており、その達成には再生可能エネルギーの普及が不可欠ですが、例えば関連施設が設置される中、環境破壊や地域でのトラブルが発生するなど課題も生じています。
そのような現状を踏まえ、再生可能エネルギーを適切に普及させるために必要な取組について、討論し、結論としてまとめてください。
(総合土木)
建設業は、地域の生活を支えるインフラの整備・維持の担い手であるとともに、地域社会の安全・安心の確保を担う地域の守り手として、なくてはならない存在です。
一方で、全国的に建設業従事者の減少・高齢化が進行していることから、従来の建設業に対する3K(きつい、汚い、危険)のイメージなどを払拭し、将来にわたって担い手を確保・育成することが建設業の活性化において最も重要な課題となっています。
そのような状況をふまえ、建設業のイメージを変え、魅力ある業界にしていくための方策について討論し、結論としてまとめてください。