人口減少社会の到来や社会・経済のグローバル化など、これまでに経験したことのない課題に直面する中で、本県の目指す「変わる滋賀 続く幸せ」を実現するためには、これまで以上に新たな視点や発想で県政を担うことができる人材の育成が必要です。
こうしたことから、「人こそが最大の経営資源である」という認識のもと、「チャレンジ精神を持ち、県民とともに、滋賀の未来を切り拓く行政のプロフェッショナル」を目指す職員像として、職員の能力開発に向け、「職場における人材育成(OJT)」、「自己啓発」および「職場外研修」の取組を総合的に進めています。以下、その中から「職場外研修」について紹介します。
政策研修センターは、人材育成の専門機関として、職員に求められる取組姿勢や能力の養成を図り、職員の自律的な能力開発への意識づけや支援を行うため、適切な体系の下で効率的、効果的に職員研修を実施しています。
[主な研修]
・ステップアップ研修
県職員として求められる能力や教養の向上を図るため、新規採用時および昇任時等に実施します。
例)新規採用職員研修(4月:基礎コース、10月:フォローコース)、主事・技師級3年目研修 など
・選択型研修(スキルアップコース)
個々の職員の「強み」「弱み」に応じて、法令関係の知識や実務スキルの向上に向けた研修等、様々な科目から選択して受講します。
・職場支援研修
職場でのOJTや、キャリア形成を支援する研修を実施します。
例)サポーター研修、キャリア形成支援研修 など
職員が日常の業務とは異なる「異体験」をすることにより、自己改革や発想の転換を図り、また、職場研修やセンター研修では得ることのできないノウハウや知識の獲得を目的として、国、県内各市町、他府県、自治大学校、民間企業への派遣研修を実施しています。
職員が業務を遂行するうえで必要となる、現実の行政課題に即した実践的な政策形成能力の向上や専門的知識の習得等を図るため、部局および地域を単位として行っています。
滋賀県の人材育成制度や研修を受講した感想などについて、職員3名にお話しいただきました!