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更新日:2026年7月27日
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砂防施設の効果事例
滋賀県内において、整備された砂防施設が土石流やがけ崩れ等の土砂災害を防いだ事例を紹介します。
擁壁工による効果事例
鳥居平地区(日野町)

写真「鳥居平の擁壁工の効果の様子」
平成25年9月の台風18号による大雨の影響で、日野町鳥居平地区でがけ崩れが発生しました。また、崩壊箇所の上部にある休耕地に溜まった水が、法面途中から大量に吹き出しました。
当地区では、擁壁工(平成2年竣工)が整備されており、近接民家への土砂流出を食い止め被害を防ぎました。
砂防えん堤による効果事例
勝山谷川(米原市伊吹)
令和8年6月の台風7号、8号による大雨により、伊吹山の勝山谷川で土石崩れが発生しました。
この崩れ出た土砂を整備中の砂防施設が補足し、集落や県道への土砂流出を防ぐことができました。
補足された土砂量は、上流の土石流ガードで約1,000立方メートル(写真1)、下流の砂防堰堤で約300立方メートル(写真2)、合計約1,300立方メートルでした。
これらの砂防施設は、令和6年の土砂流出で人家が被災したことを受け、緊急に整備しているものです。
今回の台風では令和6年被災時を大きく上回る雨が降りましたが、整備中の砂防施設が効果を発揮し被害を防ぐことができました。

写真1(土石流ガード)

写真2(砂防堰堤)
端ヶ谷川(栗東市観音寺)

写真「上空から見た捕捉時の端ヶ谷川の砂ぼう堤の様子」
平成25年9月の台風18号による大雨の影響で、栗東市観音寺の端ヶ谷川において土石流が発生しましたが、整備されていたえん堤1基が流れ出た土砂や樹木を捕捉し、下流および田畑への被害を防ぎました。
滝川(大津市北小松)
平成25年9月に滋賀県を襲った台風18号による大雨の影響で、大津市北小松の滝川で大規模な土石流が発生しました。
滝川には、滝川第1えん堤(昭和61年竣工)、および、第2えん堤(平成9年竣工)の2基が整備されていました。その2基のえん堤で、発生した土石流を捕捉し、JR湖西線や国道161号、県道などの重要な交通網が通る下流域の被害軽減に大きく貢献しました。(写真ひだり)推定の土石流捕捉量は、下流側の第1堰堤が3,000立方メートル、上流側の第2堰堤が14,000立方メートルにも上ります。(写真2、3)


写真左「滝川全体写真」、写真中「第1えん堤の土石流捕捉の様子」、写真右「第2えん堤の土石流捕捉の様子