滋賀県教育委員会では、教育情報をタイムリーに詳しくお伝えするため、従来の印刷版「教育しが」に加え、電子版「教育しが」を発行しています。年間、8回の発行を予定しています。印刷版の保護者向け情報誌「教育しが」とあわせてご覧ください。
※電子版「教育しが」(年8回発行)…5月,6月,8月,9月,11月,12月,2月,3月
※印刷版「教育しが」(年4回発行)…4月,7月,10月,1月
目次
<お知らせ>
<イベント・募集>
2月21日(月曜日)、大津港に帰港した学習船「うみのこ」で、令和3年度「湖(うみ)の子」終航式が行われました。
新型コロナウイルス感染症の感染症対策のため、今年度も日帰りの学習航海となりましたが、5月に就航してから、計12,505名の児童が「うみのこ」に乗船し、湖上での学習を行いました。
この日の航海には、湖南市立石部小学校、菩提寺北小学校の児童が乗船しました。
終航式では、児童代表が「私は今まで水草のことについて調べてきました。今日、水草の他にもプランクトン、びわ湖の生き物、外来種、水質の話などたくさんのことを学びました。私は今まで魚はこわくて苦手でしたが、このフローティングスクールで魚もびわ湖も好きになりました。」とあいさつしました。
その後、児童から感謝の気持ちを込めて、船長らに花束の贈呈が行われました。
※なお、本式の後も、2月下旬から3月にかけて、新型コロナウイルス感染症のため延期された航海が行われます。
来年度は、合計乗船人数が60万人を突破する予定です。引き続き、子どもたちにとって、安全で充実した学習航海に努めていきます。
◆問い合わせ先:滋賀県立びわ湖フローティングスクール
◆電話番号:077-524-8225
◆メールアドレス:[email protected]
2月13日(日曜日)に、オンラインシステムを利用して「探究的な学習発表会」を行いました。
県立高校では、自ら問いを見出し『探究する力』の育成を目指して「『読み解く力』をもとにした探究的に学ぶ力育成プロジェクト」に取り組んでいます。
今回の発表会では、各校で実践した探究的な学びについて発表・交流し、探究することの面白さや意義について考えるなど、生徒の学問的探究心の養成を図りました。
発表者の生徒たちは、県立高校の生徒、教員、保護者など、約100名の参加者に対して、探究的な学習の取組や成果を発表しました。
指導助言者からは、「コロナ禍のため実験を制限されていたが、各校の特徴が出た発表で、生徒の皆さんが探究を楽しんでいることが伝わってきた。自分の興味、関心や学びを研究のテーマにしていること、研究の着眼点が時代のニーズにあっていることがよかった。」との講評をいただきました。
また、参加した生徒は、「学校内だけでなく1年間研究してきたことを公の場で発表し、的確な指導助言を頂くことができるいい経験となった。」「ほかの学校の発表や講義を聞くことも、学びに繋がった。」と、これまで取り組んできた探究的な学習や今回の発表会の成果を感じていました。
発表校 | 発表テーマ |
---|---|
瀬田工業高等学校 | 「化学工業科の取り組みについて」 |
甲南高等学校 | 「人工いくらの物性と子供に楽しんでもらえる科学工作」 |
彦根工業高等学校 | 「小学校への出前授業(Scratchプログラミング)について」 |
石部高等学校 | 「4スタンス理論とスプリント能力の関係」 |
高島高等学校 | 「『近江今津を“地図”で探究する』~ICTを活用した総合的な探究の取組~」 |
膳所高等学校 | 「石の回転が水切りに及ぼす影響」 |
県教育委員会では、生徒たちが「読み解く力」をもとにして探究的に学ぶ力の育成に向けて、今後も取組を進めていきます。
◆問合せ先:高校教育課
◆電話番号:077-528-4575
◆メールアドレス:[email protected]
滋賀県総合教育センターでは、教職員の資質・能力の向上に向けて、先進的・先導的な研究を進めており、年に1度、研究成果を発表する機会を設けることで、全県的な普及を図っています。
今年度の大会は、テーマを「1人1台端末環境における学びを深めるために」として、2月25日(金曜日)から3月31日(木曜日)まで、オンラインで開催しています。
研究成果の報告をもとに、教職員が子どもの学力や学びに向かう力を育む有効な手立てを学ぶ機会としていきます。
対象は学校や園の教職員ですが、研究論文や成果物は、どなたでもホームページからご覧になれます。
県立高等学校、県立特別支援学校高等部では、令和4年度の入学生から、BYOD(※)による生徒1人1台端末環境の導入を行い、ICT機器を積極的に活用し、学習活動の充実を図ることとしますので、保護者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
(※)BYOD・・・「Bring Your Own Deviceの略」個人が所有するパソコン・タブレット・スマートフォンなどの端末を持ち込み、活用すること。
詳しくは、県立高等学校・県立特別支援学校高等部における1人1台端末環境の導入のページをご覧ください。
1人1台端末についてのQ&A(ホームページより抜粋)
Q:高等学校(特別支援学校高等部)では、端末を買わないといけないのですか。
A:高等学校における教材については、自己負担でお願いしており、タブレット端末等についても同じ考え方としておりますので、皆様のご理解をお願いします。
タブレット端末等を購入いただくことにより、授業や部活動で活用いただくだけでなく、家庭での自主学習やプライベートでの活用なども可能であり、卒業後は、タブレット端末等で学習した記録を自身の学習記録として活用いただけます。
なお、生徒の皆さんには、在学中、県が所有するMicrosoft365ライセンス(Word、Excel等)が無償で付与されます。
Q:経済的な事情等でタブレット端末等の購入が困難な場合はどうすればよいですか。
A:入学時の各御家庭の負担を軽減するため、分割での購入や、一定の要件のもと奨学資金の貸与、貸出用端末の貸与などを行います。
詳しくは、入学許可予定者オリエンテーション時にご説明する予定です。
特別支援学校においては、就学奨励費による購入補助の対象となります。
※就学奨励費の支給には条件があります。詳しくは、入学後に各学校事務室までお問合せください。
Q:高等学校の学習では、どのようにタブレット端末等を利用するのですか。
A:端末は、家庭での学習や部活動などにも活用することを想定しています。
例えば、家庭で課題を受け取ったり提出したり、授業動画を予習・復習に活用したりすることや部活動における連絡に用いたり、フォームのチェックなどを行ったりすることが考えられます。
Q:入学までにタブレット端末等を購入しなければいけませんか。
A:購入方法等の詳細は、各学校の入学許可予定者オリエンテーション時に御説明いたします。入学前に事前に購入いただく必要はありません。
Q:自宅にあるタブレット端末等を授業で使うことは可能ですか。
A:学校が推奨する機種と同等以上の性能の端末であれば利用することが可能ですが、学校で統一して導入するソフトウェアが使えない等、授業に支障が出る場合がありますので、各学校の入学許可予定者オリエンテーション時に御相談ください。
新型コロナウイルス感染症への対応として、小学校等が臨時休業した場合に、その保護者である従業員に有給(賃金全額支給)の休暇を取得させた事業主に対して、休暇中に支払った賃金相当額を支給する制度が設けられています。
また、事業主がこの助成金を利用されない場合は、労働局からこの助成金の活用について働きかけを行います。それでも事業主が応じられない場合は、労働者が直接申請することも可能です。
詳しくは、厚生労働省ホームページ「新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金について」をご覧ください。
<制度についてのお問い合わせ>
滋賀労働局雇用環境・均等室「小学校休業等対応助成金に関する特別相談窓口」
電話番号:077-523-1190
民法の改正により、4月1日から成年年齢が18歳に引き下げられます。
18歳(成年)になると、親の同意がなくても、ローンや携帯電話などの契約ができるようになります。
一方で、成年になりたての若者は、その社会経験の少なさにつけこまれ、悪質業者から勧誘のターゲットとなる危険性や被害金額が多額になるおそれがあります。
こうした若者の消費者被害の増加が懸念されるため、「若者消費者トラブル110番」で相談に応じます。
※インターネット消費生活相談でも相談を受け付けます。
※期間終了後も、ご相談は随時受け付けます。
成年年齢引き下げについての詳細は、センターホームページをご覧ください。
◆問合せ先:消費生活センター
◆電話番号:0749-27-2234
◆メールアドレス:[email protected]
※相談は、上記の電話番号、メールアドレスでは受け付けておりませんので、相談受付専用番号かインターネット消費生活相談までお願いします。
滋賀県教育委員会では、滋賀県LINE公式アカウントから、県の教育情報を発信しています。
お届けする教育情報は、県教育委員会の取組、情報誌「教育しが」、県立学校や県教育機関等の主な行事、各種お知らせ等です。
タイムリーな教育情報を、ぜひお受け取りください!
滋賀県LINE公式アカウントのID:「@shigapref」
【過去の配信記事】
・「教育しが」1月号発行しました!今回の特集は、「『読み解く力』を高めて子どもたちの『わかった』『できた』を実現!」です。
・〇〇校から花販売のお知らせ♪
・県立図書館で子どもの冬の新”セカイ”発見!
◆問合せ先:教育総務課
◆電話番号:077-528-4512
◆メールアドレス:[email protected]
感染症や天候等により、掲載の行事等が変更・中止となる場合があります。事前にお問い合わせください。
滋賀県教育員会では、公立学校(小・中・義務教育学校、高等学校、特別支援学校)の講師を募集しています。
講師登録は随時受け付けています。(年度途中の任用もあります。)
あなたのお力を滋賀の子どものために活かしてみませんか?
ご登録をお待ちしています。
県立図書館では、毎月第3金曜日午前11時から、図書館1階談話室で、楽しい「おはなし会」をしています。
おはなし会の間の出入りは自由です。
大きな絵本や紙しばいなど、見ごたえ・聴きごたえたっぷりの催しです。
ぜひ、ご来館ください。
※検温、消毒、マスク着用などをお願いします。
【開催にあたっての感染症対策の基本的な考え方】
(1)県が「コロナとのつきあい方滋賀プラン」で示す5段階のステージ中、レベル2(警戒を強化すべきレベル)以下のステージのみ開催します。
※当日レベル3に移行した場合は休止します。
(2)3密を避けた形での開催とします。
◆問い合わせ先:県立図書館
◆電話番号:077-548-9691
◆メールアドレス:[email protected]
県立図書館では、生物多様性の理解や普及啓発、環境学習のために、「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)」が推薦する子ども向け図書「生物多様性の本箱~みんなが生きものとつながる100冊~」を展示します。
関連のチラシやポスターも配布・掲示する予定です。
「琵琶湖森林づくり県民税」を活用した「森を知る本」コーナーと、あわせてご覧ください。
◆問い合わせ先:県立図書館
◆電話番号:077-548-9691
◆メールアドレス:[email protected]
いよいよ6月5日(日曜日)に、滋賀県で第72回全国植樹祭が開催されます!
滋賀県立琵琶湖博物館で全国植樹祭にちなんだ特別展示が行われるのに合わせ、3月20日(日曜日)に開催直前イベントを開催します!
イベントでは、「うぉーたん」がデザインされたかわいいエコバッグがもらえるクイズラリーや、等身大の動物・ロボット、実際に入れる家まで作れる天然木製ブロック「ズレンガ」の体験会を実施します。
ぜひお越しください!
※詳しくは、第72回全国植樹祭のホームページをご覧ください。
◆問合せ先:全国植樹祭推進室
◆電話番号:077-528-3970
◆メールアドレス:[email protected]
滋賀県では、様々な悩みを抱えるこどもや保護者に対する相談を受け、解決の一助となるよう、「こころのサポートしが」(LINE相談)を開設しています。
自分のこと、家族のこと、学校のこと、子育てのこと、こころの悩みなど、何でもご相談ください。
相談受付日時:毎日午後4時から午後9時
対象者:滋賀県にお住まいの方、滋賀県に通学・通勤されている方
◆問合せ先:幼小中教育課
◆電話番号:077-528-4668
◆メールアドレス:[email protected]
◇次の部署でも問い合わせに対応します
子ども・青少年局(077-528-3551)
障害福祉課(077-528-3548)
〇子どもや保護者の悩みを相談する機関として「24時間子供SOSダイヤル」が設置されています。
・「24時間子供SOSダイヤル」電話番号:0120-0-78310
詳しくは、困ったときの相談窓口のページをご覧ください。
〇不登校・行きしぶりのご相談は、「滋賀県心の教育相談センター」へご連絡ください。
・電話番号:077-586-8125
〇特別支援教育の相談は、「滋賀県総合教育センター(特別支援教育相談)へご連絡ください。
・電話番号:077-588-2505
次回の電子版「教育しが」(令和4年5月号)は、4月28日発行予定です。お楽しみに!