取組が始まるきっかけ | ・町内に住む消防団員の提案により、防災施設充実と住民の防災意識向上を目的として実施 |
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特徴的な連携 | ・消防署の職員が防災訓練の指導を実施・町内で溶接業を営む住民がかまどの金物を溶接・老人クラブへの参加呼びかけ |
広報の工夫 | ・チラシの配布・広報誌の全戸配布(2回) ・地元ケーブルテレビを活用した訓練参加の呼びかけ |
その他の特徴 | ・かまどの構造に独自の工夫 |
防災上の効果 | ・消火訓練や搬送訓練など、様々な防災訓練を実施 |
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知識や技術の伝承 | ・知識や技術の伝承に配慮した訓練を実施・かまどベンチの意義や活用法を記載したポスターを作成 |
活動の輪の拡大 | ・多数(88名)の住民が防災訓練に参加・町内最大構成員勢力である老人クラブの参加・自主防災組織の若者が積極的に取組に参加 |
地域の絆の強化 | ・「夏祭り」の会場となる場所にかまどベンチを設置(今後、夏祭りのバーベキューなどに地域住民の交流の場でも活用を予定) |
減災「コモンズ(みんなで共有するもの)」の形成 | ・かまどベンチの製作 |
活動を実施するうえでの工夫 | ・コミュニティ活動への若者の能力の活用 |
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活動を実施するうえでの苦労 | ・かまどベンチの設計、施工方法、材料・資材調達、賛同者の募集や防災訓練の企画、実施方法など、それなりの知識や経験が必要となった。・取組の中心となるリーダーの存在が必要 |
今後の課題 | ・自治会長のように毎年交替するような役職ではなく、それぞれの地域で専門的に防災活動に取り組むグループやリーダーを育成する必要がある。・消防署、消防団、市役所などとの日常的な連携・協力体制を築く必要がある。・防災活動だけが自治会活動ではないため、様々なコミュニティ活動の中に如何に住民の防災意識の向上を高める事業を盛り込むかを考える必要がある。 |
その他の感想 | ・防災訓練には予想以上に多くの住民が参加した。・潜在的な防災意識を持っている人が意外に多いと感じた。・継続的な訓練の実施を望む声も多く聞いた。 |