「後世に誇れる安全で快適なまちづくり」を目指し、活発な活動を息長く展開
昭和58年
・防災備品の充実、活用・防災訓練・各種講習会・災害時要援護者支援
・街頭消火設備の点検・「防災ニュース」の発行(毎月)
昭和59年1月に国分寺市と「防災まちづくり推進地区」協定を締結。市からのコンサルタント派遣、アドバイスにより、3年かけて地域に合った「地区防災計画」を作成、これを基に取組を進めています。
「地域なので、常にお互いの事業に協力することが関係を強めることになる。」と、市、消防署等の行政、消防団、小学校PTA、民生・児童委員、事業所など様々なところと連携・協働を重ねています。
毎月発行する「防災ニュース」は秀逸。読みやすいレイアウトで身近な防災情報、住民の防災意識の啓発などを充実した内容で伝えています。
これほどの活動を27年間も継続することができた鍵について、「「地区防災計画」は活動のバイブルとも言えるもの。市の支援により活動の拠り所ができたことは大きい。」、「「防災ニュース」を持って、毎月、積極的に商店、企業等に足を運び、話をすることで理解を得て、活動費の半分を特別賛助金で確保することにもつながっている。」、「防災だけでなく、防犯や環境といった日常生活に関わる活動に幅を広げ、多くの方との接点が増えた。」、「市の事業で養成された防災推進員が活動の中心になってがんばっている。」と野口会長。
82歳の前会長、86歳の前々会長が今でも積極的に活動に参加するなど、高い自治意識に裏打ちされた生き生きとした活動が、何よりもその源になっているのかも知れません。
(東京都国分寺市泉町三丁目地区連合自治防災会)