特殊詐欺の手口一覧

特殊詐欺とは

 被害者に電話をかけるなどして対面することなく信頼をさせ、指定した預貯金口座への振込みその他の方法で、不特定多数の者から現金等をだまし取る行為(現金等を脅し取る恐喝及び隙を見てキャッシュカード等を窃取する窃盗を含む。)の総称です。

 特殊詐欺は、1.オレオレ詐欺、2.預貯金詐欺、3.架空料金請求詐欺、4.還付金詐欺、5.融資保証金詐欺、6.金融商品詐欺、7.ギャンブル詐欺、8.交際あっせん詐欺、9.その他の特殊詐欺、10.キャッシュカード詐欺盗の10種類に分類されています。

※10類型の中でも特に多い手口に関しては詳細なPDFを添付しています。※

オレオレ詐欺

 親族、警察官、弁護士を装い親族が起こした事件・事故に対する示談金等を名目に金銭をだまし取る(脅し取る)手口のこと。

預貯金詐欺

 親族、警察官、銀行員などを装い、「あなたの口座が犯罪に利用されており、キャッシュカードの交換が必要である。」

などの名目で、キャッシュカードやクレジットカード、預金通帳などをだまし取る(脅し取る)手口のこと。

架空料金請求詐欺

 メールやはがきで未払いの料金があるなど架空の事実を口実とし、金銭などをだまし取る(脅し取る)手口のこと。

振込みによる多額の被害も発生しています
架空料金請求詐欺の多額被害

メール・SMSによる被害防止対策

メール・SMSによる被害を防止するには、あらかじめ受信拒否設定をしておくことが効果的です。

※SMSとは、ショートメッセージサービスの略で、携帯電話の電話番号を使ってメッセージをやり取りできるサービスです。

還付金詐欺

 税金の還付などに必要な手続きを装って被害者にATMを操作させ、犯人の口座に現金を振り込ませる手口のこと。

融資保証金詐欺

 実際には融資しないにもかかわらず、融資を申し込んできた者に対し、保証金などの名目で金銭をだまし取る(脅し取る)手口のこと。

金融商品詐欺

 架空または価値の乏しい未公開株、社債の有価証券、外国通貨、高価な物品などに関する偽の情報を提供し、購入すれば利益が得られるものと嘘をつき、その購入名目などで金銭などをだまし取る(脅し取る)手口のこと。

ギャンブル詐欺

 不特定多数の者が購入する雑誌に「パチンコ打ち子募集」などと掲載したり、不特定多数の者に対して同じ内容のメールを送信するなどして、これに応じて会員登録などを申し込んできた被害者に対して会員登録料や情報料などと言ってお金をだまし取る手口のこと。

交際あっせん詐欺

 不特定多数の者が購入する雑誌「女性紹介」などと掲載したり不特定多数の者に対して「女性紹介」などを記載したメールを送信するなどし、これに応じて紹介等を求めてきた被害者に対して会員登録料金や保証金の名目で金銭などをだまし取る(脅し取る)手口のこと。

その他の特殊詐欺

 上記のいずれにも該当しない特殊詐欺。

キャッシュカード詐欺盗

 警察官や銀行員、大手百貨店職員などを装って被害者に電話をかけ、「キャッシュカードが不正に利用されている。」などと言って自宅に赴き、被害者の隙を見て被害者のキャッシュカードを盗み取る手口。

お問い合わせ
警察本部 生活安全企画課 犯罪抑止係
電話番号:077-522-1231(内線 3033・3038)
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