日本クレジット協会の調査によりますと、2021年のクレジットカード不正利用被害額は、330.1億円に達し、その構成比94.4パーセントを占める311.7億円がクレジットカード番号盗用によるとのことです。
番号盗用とは、クレジットカード番号等の情報だけで不正に決済された金額です。
主に、インターネットショッピング等で非対面によりカード会員になりすまして不正に利用されています。
フィッシングにより、クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードを盗み取られて不正な買い物をされるというパターンが多いと考えられますので、特にフィッシングメール等に騙されないように注意してください。
日本クレジット協会の公式サイトでは、フィッシング詐欺被害対策に関する動画を公開していますので、ぜひご覧ください。
上記バナー若しくは下記URLからアクセスが可能です。
参照:日本クレジット協会(あなたがフィッシング詐欺被害に遭わないための注意事項)
https://www.j-credit.or.jp/customer/attention/attention_02.html
【メールやSMSでよく使われる文言】
対応を急がせるものや不安を煽るような内容が使われています。
下記のような文言のメールやSMSは、フィッシングの可能性が高いので、カード番号等を入力しないでください。
※クレジットカード会社では、個人情報やクレジットカード番号等をメールで聞くことはありません。
滋賀県内では3月に入り、電子決済サービス事業者等を騙ったフィッシングメールの相談が急増しています。
内容については「残高不足のお知らせ」や「緊急連絡、情報を更新して下さい」などの不安を煽るような文面とともに確認先として「URL」が記載されています。
記載されているURLをクリックして接続するとフィッシングサイトにつながり、案内に従って入力すると、IDやパスワードが盗まれ、不正アクセスの被害に遭ってしまいます。
【被害に遭わないために】
・メッセージに記載されているリンク先を安易にクリックしないでください。
・ID、パスワードを入力する際は、公式サイトであることを確認した上で入力するようにしてください。