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放射線科検査では、脱衣していただくことがほとんどです。ただその理由はいろいろです。
詳細は、各検査のところに記載がありますので、ご一読ください。
X線撮影で服を脱ぐのは
1「まぎらわしい影がうつるのをできるだけ避けるため」です。
あなたが身に着けているものはすべてうつります。ですから下着のワンポイント飾りも影になってうつります。そしてそれを見たお医者さんには、それが下着の影か、体の異常な影かは区別できない可能性があります。
2「人体の影に重なる(金属のような)邪魔な影がうつらないようにするため」です。
はっきりした金属の影は人体と区別できますが、本来見たかった人体の影が金属に重なってまったく見えなくなります。(医師は5mmサイズの異常を探し出します)
参考資料
MRI検査で服を脱ぐのは「金属物の持ち込みを防ぐため」です。
理由は4つあります。
MRI装置は強い磁力と電波を使うので、
1.検査を受ける人が金属を身につけていると、検査中に加熱されてやけどの恐れがあります。
2.持ち込んだ金属物が磁力に引かれて飛ぶことがあり、これが人に当たってけがをする恐れがあります。
(車いすや酸素ボンベが飛ぶくらいの力があります。)
3.電子機器や磁気カード類は、壊れたり使えなくなる可能性があります。
4.持ち込んだ金属が装置に張り付くと、それがヘアピン1つでも装置は使用不能になります。
(装置は強い磁力を持っており、張り付いた金属は人間の力では取り外せません。特殊な修理が必要なため、およそ400万円と2週間の期間が必要になります。)
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