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主な検査
脳、内耳、側湾脊椎、股関節
入眠しての検査について
MRI検査は、1回4分程度かかる撮影を複数回繰り返しますので、準備も含めて最低15分から20分程度検査台の上で安静にしている必要があります。例えば頭の撮影の場合、1回4分撮影の間に顔が左右5mm動くと画像がボケてしまいます。
このため安静が保持できないお子さんにはお薬で眠ってもらいます。
保護者の同伴について
入眠するほどでは無いが、不安のあるお子さんの場合には保護者の方にいっしょに検査室に入っていただきます。
また入眠して撮影する時も保護者の方には「検査室内で寝かせつけ」のため入室いただくことがあります。
入室時の注意(保護者の方も装飾品は付けてこないように ご留意を)
MRI検査はCT検査のように被ばくがないことから小児ではよく使われます。ただ非常に強い磁力を使っているため、CTと比べて検査を受けるときの注意事項がたくさんあります。
最も重要なポイントは、「金属物の持ち込み禁止」です。
理由は4つあります。
1.検査を受ける人が金属を身につけていると、検査中に加熱されてやけどの恐れがあります。
2.持ち込んだ金属物が磁力に引かれて飛ぶことがあり、これが人に当たってけがをする恐れがあります。
(車いすや酸素ボンベが飛ぶくらいの力があります。)
3.電子機器や磁気カード類は、壊れたり使えなくなる可能性があります。
4.持ち込んだ金属が装置に張り付くと、それがヘアピン1つでも装置は使用不能になります。
(装置は強い磁力を持っており、張り付いた金属は人間の力では取り外せません。特殊な修理が必要なため、およそ400万円の費用と2週間の期間が必要になります。)
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参考資料