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小児保健指導室は、滋賀県の母子保健の充実・強化に向けて、精密健診事業や研修会事業、県の委託を受けての滋賀県予防接種センター事業、高度な医療的ケア児(者)への在宅療養支援の強化に向けた事業、各種患者相談・患者サポート事業等、院内だけでなく、地域の各関係機関の皆様と連携を図りながら事業展開を行う部署として、滋賀県立総合病院内に設置されています。
地域母子保健活動に従事する保健、医療、福祉、教育等の関係者の皆様や、患者・家族の皆様に対し、正しい知識の普及や地域支援の充実に向け、以下の研修会や勉強会等を実施しています。
*各研修会の日時や場所、内容や対象者等の詳細につきましては、各研修会に関係される皆様には事前に案内を送付させていただきます。
*お問い合わせに関しては小児保健指導室までお願いします。
地域小児保健活動への支援として、要請を受けて、医師、言語聴覚士、視能訓練士、保健師、看護師、医療ソーシャルワーカー等の専門職員を県内各地域へ派遣し、研修会講師や会議への参画をしています。
遺伝に関連した不安や悩みをもつご本人やご家族からの相談をお受けし、遺伝カウンセリング外来の案内等を行います。
当院では、市町での乳幼児健診や健康相談の結果、精密健康診査が必要とされた子どもたちの健診を外来診療内の「精密健康診査枠」で実施しています。保健指導部では、その事務関係の取りまとめや、市町の依頼応じて受診に同席し、必要な支援を行います。
*精密健診枠の受診予約に関しては、各市町の担当者の方より予約をお取りください。
*キャンセルされる際も、各市町の担当者の方を通じて当院までご連絡ください。
心身障害児および慢性疾患児に対する医療、保健、福祉、教育の充実のため、関係機関または関係者との連携を適切に行い、地域関係者と共に、患者家族を支援します。
入院前や入院早期から退院の支援や調整を院内各スタッフと行い、医療・保健・福祉サービスや行政・教育等の地域の関係機関とも連携し、子どもたちやご家族が安心して在宅療養が送れるように調整する、コーディネーターの役割を担っています。
養育支援を必要とする子ども・家族に対して、育児・介護負担の軽減や孤立を防げるように、保健指導部が事務局となり、院内全体で支援しています。家族と相談しながら、市町の子育て支援・発達支援・障害支援等の関係者とも連携しています。
予防接種センター事業(予防接種センター機能推進事業)とは、国から出された「予防接種センター機能推進事業実施要綱」に基づき、各府県が主体となって行っている事業です。
滋賀県予防接種センターは、予防接種要注意者が安心して予防接種が受けられるよう、県が小児科の専門医がいる滋賀県立総合病院を指定したものです。
当院は、県からの委託を受けてNICU後方支援事業を行い、小児保健指導室がその事務局的な役割を担っています。また、滋賀県小児・重症心身障害児者在宅医療委員会へ参画し、県内の他の小児在宅を担っている医療、福祉、教育、行政関係機関と一緒に、県内の小児在宅医療の推進への協力を行っています。
地域の病院や医療関係機関との間で、ICTを活用し、患者の医療情報の共有を行うシステムです。
情報共有は、必ず患者様の同意を得たうえで行われます。
実質的な操作、管理、取りまとめを保健指導部が担っています。
詳しくはびわ湖メディカルネットのHPへ