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近年、遺伝医学は急速に進歩し、様々な疾患と「遺伝子」の関わりが、明らかになってきました。遺伝性疾患とは、遺伝する病気という意味ではなく、遺伝情報を担う染色体や遺伝子の変化によって生じる疾患をいいます。難聴などの単一遺伝子疾患や、染色体異常、心疾患や発達障害などの多因子疾患の発症においても遺伝子の関与が明らかとなり、様々な病気の確定診断や治療法・予防法の適切な選択に、遺伝学的検査が広く有効に利用される時代を迎えています。
このような医療情勢を背景に、遺伝カウンセリング外来では、「自分の病気が子供に伝わるかもしれない」、「遺伝子検査への不安」など、ご家族の遺伝に関する様々な不安や疑問、遺伝子検査に関する御相談をお受けしています。
遺伝カウンセリングでは、「同じ症状の子供が生まれる確率は・・」、「遺伝子検査への不安」など、遺伝に関する様々な問題で悩まれている方の御相談をお受けしています。
京都大学医学部附属病院遺伝子診療部と連携し、基礎・臨床遺伝学、臨床心理学の専門知識をもつスタッフ(各診療科専門医、臨床遺伝専門医、指導医、認定遺伝カウンセラー)が、適切な医学的情報の提供を行い、自律的な選択ができるよう、医療と心理面から継続的にサポートします。
※ 完全予約制です。受診前に必ずお電話でご予約をおとり下さい。
電話077-582-6200(代表)
予約を希望される場合は、第2、第4水曜日または第1、第3、第5木曜日の10時~16時にお電話で予約をお取りください。
なお、遺伝カウンセリングは自費診療になっております。