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慢性的に頭痛に悩まされる、いわゆる“頭痛持ち”は成人だけでなく子どもにも存在します。子どもの慢性頭痛は日常生活や学校生活に大きな影響を与えます。頭痛のたびに保健室で休まざるを得ず、遊んだり勉強や部活等に打ち込みにくく、友達付き合いの幅も狭められ症状がひどいと学校に行けなくなったりします。周りからは「頭痛ぐらい」という目で見られ、病気だと認識されないことも多く、時には「仮病だ」と誤解され、つらい思いを抱えて過ごしている人も多いと思われます。慢性頭痛は単なる症状ではなく、そのものが病気である可能性があるという認識を持って周囲が対応することが重要です。
主たる専門 | 小児頭痛、小児神経全般 |
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所属学会・役職 | 日本頭痛学会、日本小児科学会、日本小児神経学会、日本てんかん学会、日本心身医学会 |