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辻 和香子
日本外科学会 専門医・指導医
日本乳癌学会 専門医・指導医
マンモグラフィ検診制度管理中央委員会検診マンモグラフィ読影認定医(B)
第94回デジタルマンモグラフィソフトコピー診断講習会修了
乳房再建用エキスパンダー・インプラント責任医師
滋賀県がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
臨床研修指導医講習会修了
京都大学医学博士
日本外科学会 日本乳癌学会
日本癌治療学会 日本再生医療学会
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会
一般社団法人京都乳癌研究ネットワーク理事
京都大学外科交流センター理事
日本乳癌学会近畿地方会世話人
京滋乳癌研究会世話人
滋賀県女性医師ネットワーク会議委員
樋上 明音
日本外科学会専門医
マンモグラフィ検診制度管理中央委員会検診マンモグラフィ読影認定医(B)
乳腺超音波診断認定医(A)
京都府がん診療に携わる医師に対する緩和ケア講習
その他所属:日本外科学会、日本乳癌学会
日本外科学会
日本乳癌学会
岩野 由季
日本外科学会専門医
マンモグラフィ検診制度管理中央委員会検診マンモグラフィ読影認定医(AS)
滋賀県がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会
日本外科学会
日本乳癌学会
田口 真凜
マンモグラフィ検診制度管理中央委員会検診マンモグラフィ読影認定医(B)
京都府がん診療に携わる医師に対する緩和ケア講習
日本外科学会
日本乳癌学会
澤田 佳奈
マンモグラフィ検診制度管理中央委員会検診マンモグラフィ読影認定医(A)
検診乳房超音波読影認定医(A判定)
日本乳癌学会
沖野 孝
日本外科学会 認定医・専門医・指導医
日本乳癌学会 認定医・専門医・指導医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
緩和ケア指導者研修修了
京都大学医学博士
米国臨床腫瘍学会(ASCO)
日本乳癌学会
日本外科学会
日本がんサポーティブケア学会
日本癌治療学会
日本臨床腫瘍学会
日本緩和医療学会
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会
日本在宅医療学会
日本消化器外科学会
乳がんは女性が罹患する悪性疾患の第一位であり、本邦では現在でも増加の一途をたどっています。乳腺外科は2015年6月1日より外科から独立、スタートしました。乳がん検診の二次検診や乳腺のしこり、乳頭分泌物が気になる方に安心して受診していただけるように診療を行っています。外来受診の際は待ち時間短縮のために、できれば電話やFax予約をお願いします。他施設で乳癌治療中でお困りの方にはセカンドオピニオンを受け付けております。当施設は日本外科学会外科専門医制度指定修練施設、乳腺専門研修カリキュラム実施施設、日本乳癌学会認定施設、および日本オンコプラスティックサージャリー学会 エキスパンダー・インプラント実施施設であり、京都大学外科学教室の関連施設です。また、京都大学大学院医学研究科との共同研究で「乳癌微小環境形成に関わる分子生物学的機序の生体資料を用いた探索研究」を行っています。詳細はこちら(リンク:http://www.brca.jp/consult/clinicaltrial/index.html)をご覧ください。
日本乳癌学会診療ガイドライン、NCCNガイドラインやASCOガイドライン等に従い、乳腺疾患の標準治療を行っています。乳がんの診療は多分野からの専門家(乳腺外科医師、放射線治療科医師、形成外科医師、腫瘍内科医師、緩和ケア科医師、リハビリ科医師、がん化学療法専門薬剤師、がん化学療法認定看護師、がん看護専門看護師、緩和ケア認定看護師、放射線治療認定看護師、外来・病棟看護師、理学療法士、臨床心理士、医療ソーシャルワーカーなど)より成るチーム医療を行っています。
診断装置としてはマンモグラフィ(トモシンセシス)、乳腺超音波検査診断装置(造影超音波検査も可能)、乳房MRI(3テスラ)を保有し、微小乳癌の診断においてはステレオガイド下マンモトーム生検装置も備え非触知乳癌の診断も行っています。超音波ガイド下吸引式乳腺生検装置も保有し、外来で局所麻酔下に生検を行なっております。
乳がんの手術(乳房温存手術、乳房切除術、センチネルリンパ節生検、腋窩郭清術)は個々の病期に合わせて行っており、センチネルリンパ節生検は色素法とICG蛍光法とを併用して行っています。乳房再建を希望される方には形成外科医と協力して手術を行っています。
乳がん術前術後の薬物療法(化学療法、ホルモン療法、分子標的治療など)は病理検査結果やOncotypeDX検査、PREDICT予後予測ツールなどに基づいて個々の再発リスクを考慮し行っています。初期治療や転移再発乳がんの薬物療法は腫瘍内科とともに基本的に外来化学療法センターで行っています。
頭皮冷却装置・PAXMANは、周術期の化学療法を受けられる方でご希望があれば自費で使用していただいています(当院で手術を受けられる方に限る)。
毎週木曜日の午後に任意型検診としての乳腺ドックを担当しています。乳がん検診ご希望の方、乳がんが心配な自覚症状のない方、乳房痛はあるがしこりは自覚しない方などの診察を行っています。予約は【ドックのご案内】をご覧ください。
乳がんの5−10%が遺伝性の乳がんと報告されています。そのうち最も多いのがBRCA1/2に変異を有する遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC; Hereditary Breast and Ovarian Cancer)です。保険診療でHBOC検査(血液検査)を受けることができますが、適応がありますので、ご希望の方は主治医にお尋ねください。主治医からHBOC検査をおすすめすることもあります。HBOC検査を受けられる方には基本的に遺伝カウンセリングを受けていただいています。
また、HBOCと診断された乳がん・卵巣がん患者さんに対するリスク低減乳房全切除術も十分なカウンセリングの上受けていただくことができます。リスク低減手術を希望されない方のサーベイランス(定期的に診察や検査を行い、がんの早期発見に努めること)も院内でおこなっています。
詳細につきましては当院遺伝子診療センターまでお問合せください。
週1回乳腺外科医師・腫瘍内科医師が集まり、手術症例、薬物治療症例などの個々の治療について検討・議論を行っています。
毎月1回、多職種(乳腺外科医師、腫瘍内科医師、放射線治療科医師、形成外科医師、リハビリ科医師、緩和ケア科医師、がん薬物療法専門医、がん化学療法専門薬剤師、がん化学療法認定看護師、がん看護専門看護師、緩和ケア認定看護師、放射線治療認定看護師、外来・病棟看護師、理学療法士、臨床心理士、医療ソーシャルワーカーなど)による症例検討やよりよい乳がん診療の検討を総合的に行っています。
毎月2回、乳腺外科医師、病理診断科医師、放射線診断科医師、放射線技師、臨床検査技師などが集まり、乳腺画像病理カンファレンスを行い、生検や手術症例の画像診断や病理診断について検討を行っています。
毎月1回、遺伝性腫瘍の診療に関わる医師・看護師・医療スタッフ及び認定遺伝カウンセラーが集まり、遺伝性腫瘍が疑われる症例や診療の進め方について検討を行なっています。
外来担当医表をご覧ください。