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薬剤部

スタッフ

薬剤部長

鍬田 千草

薬剤師 25名

施設認定

日本病院薬剤師会 がん薬物療法認定薬剤師研修事業 研修施設(2018年4月取得)

日本臨床腫瘍学会 がん診療病院連携研修 研修施設(2021年3月取得)

特色

薬剤部では医師の発行した処方せんに基づき調剤システムを導入して調剤を行っています。また、抗がん薬の無菌調製や、病棟活動を実施しています。

業務の内容

調剤業務
当院では、抗がん薬、抗菌薬など約1400種類もの薬剤があります。
また、飲み忘れ防止や服用を容易にするために、薬を飲むタイミングごとに1つの袋にパックする一包化を行っています。
注射業務
一施用毎に注射ラベル、薬袋、処方せんを発行する自動注射薬払出しシステムを導入するなど効率化を図っています。
抗がん剤調製
平成17年9月より、薬剤部において外来がん化学療法の調製を開始し、平成19年度には入院がん化学療法の調製も開始しました。調製に際しては「レジメン」と呼ばれる抗がん剤治療計画書に基づき、幾重にもチェックを重ねたうえで調製を行っています。調製の際は、抗がん薬による曝露防止のため、閉鎖式システムを積極的に導入しています。
教育・研修
毎月、薬薬連携の一環として地域の院外薬局の薬剤師と症例検討会(ポットラックカンファレンス)を行っています。
薬学部の5年生を対象に、薬学生長期実務実習を受け入れ、指導・教育を行っています。 また、日本臨床腫瘍学会がん診療病院連携研修施設として、保険薬局の薬剤師を受け入れ、研修を行っています。
医薬品情報管理
医薬品に関する情報の収集と整理を行い、院内医療関係者に対し月1回「Drug News」で情報提供を行っています。また、患者さんや医療スタッフからの問い合わせにも対応しています。
薬剤管理指導業務
入院時に持参薬のチェックなどを薬剤師が行っています。
入院中の患者さんに対し、お薬の作用・副作用などの説明や、お薬の投与歴のチェックを行っています。
病棟薬剤業務
全病棟に専任薬剤師を配置し、患者さんに処方された薬が適正か、相互作用はないか、適正に服用・使用されているかなどの確認をしています。また医師や看護師からの質問に対し、迅速に対応できる体制を整えています。これらを充実させることで医薬品の適正使用、医療安全への関与に努めています。
その他
その他、院内製剤の調製や、クリーンルームで高カロリー輸液の無菌調製をしています。院内使用薬品の購入・保管・在庫管理を行ったり、治験に関する事務など薬剤に係わる業務を行っています。
栄養サポートチーム(NST)・院内感染チーム(ICT)・緩和ケアチーム・褥瘡チームなど、これらの活動を通じて、薬剤師の専門的知識を活かし図るだけではなく、病院全体、さらに地域における医療の質の向上に貢献しています。

資格取得一覧(令和5年4月1日現在)

  • 日本医療薬学会 がん専門薬剤師1名
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