2024年度に入庁した1年目のフレッシュな4人に、入庁理由、滋賀県庁の好きなところなど、色々とお話しを伺いました!
農政水産部 みらいの農業振興課 小野 瑞季(行政職)
健康医療福祉部 障害福祉課 呉屋 広樹(行政職)
文化スポーツ部 国スポ・障スポ大会局 谷口 陽紀(行政職)
知事公室 広報課 安藤 悠香(行政職)
滋賀県庁に入庁した決め手を教えてください。
(小野)滋賀県の琵琶湖に惹かれたからです。琵琶湖が生み出す美しい風景や、それを活かした湖岸沿いのカフェ、伝統的な建造物など、自分が知らなかった滋賀の魅力を知り、ここで働きたいと思ったので滋賀県を志望しました。
(呉屋)私も自然豊かで歴史ある滋賀に愛着を抱いており、滋賀で働き、滋賀に貢献できる仕事がしたいと思ったことが理由です。また、滋賀県庁では、市町単位では行えない広域にわたる業務を行うことができ、様々な分野の業務を経験することができる点にも魅力を感じました。
(谷口)生まれ育った滋賀県が好きで、その良さを大切にする仕事がしたいと思ったからです。また、説明会等で接する職員の方々の印象がとてもよかったことが決め手のひとつです。実際に入ってからも同期を含め、先輩職員の方々の人(性格)の良さを感じています。福利厚生が手厚いということも魅力的でした。夏季休暇や年次有給休暇をしっかり取得することができ、働きやすい環境が整っていると感じています。
(安藤)私は、大学時代にコロナ禍で一人暮らしをしていた時に、県の学生支援を受けて励まされた経験から、今度は私が県民の皆さんの生活を支えたい、県民の皆さんが滋賀に住んでいてよかった、これからも滋賀に住み続けたいと感じていただけるような滋賀にしたい、という思いから入庁を決めました。
現在の業務内容とおもしろさ、やりがい、醍醐味は何ですか?
(小野)食品表示法という法律について、問い合わせや表示違反の通報に対する対応をしています。例外規定の多さに頭を抱えることもありますが、徐々に知識が増え、県民の皆様からのお問い合わせに答えるスピードが少しずつ上がっていることにやりがいを感じています。
(呉屋)主に障害児者施設・事業の指定、市町向けの補助金交付業務、課のシステムに関する業務などに携わっています。仕事の醍醐味は、1年目から多くの業務に携わることができることです。各市町の担当者や事業者と連携して、業務をやり遂げた時は、達成感ややりがいを感じます。
(谷口)国スポ・障スポの開催に向け、準備を進めています。多くの人の考え方や熱意に触れる機会があり、日々勉強になります。要望を実現する際の調整は難しいですが、チームで試行錯誤することはおもしろいです。これからも大会が成功を収めたときの喜びや達成感を得られるよう全力で業務にあたっていきたいと思います。
(安藤)SNSやLINEでの県政情報や滋賀の魅力発信、イメージキャラクターのイラストや着ぐるみ・ロゴマークの管理などを担当しています。SNSは県民の皆さんにとってタイムリーに生活に役立つ情報を発信できるためやりがいを感じます。また、イメージキャラクターやロゴマークが様々なところで活躍、使用されることで滋賀のPRにつながる点が醍醐味です。
自分の知識や経験が足りないと感じるときはどうやってカバーしていますか?
(小野)ぱっと対応できない案件にぶつかった時はまず初めに過去の事例を探すようにしています。過去の担当者がどのように考えたのかという道筋が分かれば、自分が何からすればいいのか気づくことが多いです。それでもダメなときは、遠慮なく先輩や上司、前任者に頼っています。聞くといつでも優しく丁寧に教えてくださる方々ばかりで、非常に働きやすいと感じています。
(呉屋)私も仕事をしていく上で、自分の知識や経験不足から判断に困る場面に多々遭遇しますが、そのたびに、先輩職員に質問や確認、相談を行いながら業務を行っています。職場の雰囲気は和気あいあいとしていて、質問しやすい環境が整っています。
(谷口)私も先輩職員や上司に確認しながら仕事をしています。また、先催県ではどのように行われていたのかを電話で確認したり、先輩職員の過去の報告書等を見たりすることで自分のするべき内容の把握に努めています。経験が足りないことに関しては、「とにかくできることから」と自分に言い聞かせて、チャレンジするようにしています。
(安藤)まず、過去のデータや資料に目を通して不足している知識等を補い、次に先輩に質問をして経験に基づいた意見をいただき、最後に今回学んだことを次に活かせるよう記録して、知識と経験を身に着けられるようにコツコツ努力しています。
働く上での工夫があれば教えてください
(小野)入庁一年目のため、どの業務も初めて見るものだらけです。そのため、とりあえず手を付けてみることを意識しています。一見難解な文書でも、なじみがある単語があればそこから読んだり、自分が何をしなければならないのかを箇条書きにしてみたりすることで、解決の端緒をつかめるような気がしています。
(呉屋)業務の中には、1年のスケジュール感をもって行うべきことが多く、また、随時、国や各市町への照会回答等の業務も発生します。そのため、業務をためないよう、また、トラブルに対応できるよう、期日に余裕をもって業務に取り掛かるよう工夫しています。
(谷口)ToDoリストや得た情報のメモ等の一覧を作成しています。登庁後すぐにToDoリストを開き、今日自分が何をしなければならないのかその優先順位を確認しています。メモ等の一覧は質問された際や聞きたいことが重複していないかを確認する際に役立っています。
(安藤)何事にも前向きに取り組むように心がけています。初めての仕事ばかりで、戸惑うこともありますが、すべて自分の経験値になると考えて、どんな仕事にも進んで取り組んでいます。
今後のキャリアイメージやどんな仕事にチャレンジしていきたいかを教えてください。
(小野)公務員の仕事のメリットの1つとして、幅広い分野の業務に携われることが挙げられると思っています。自分自身とても好奇心旺盛なほうなので、もっと幅広い分野の仕事に携わり、もっと滋賀県について知りたいと考えています。今は農政水産部にいるので、主に食の分野から県民の皆様の生活を下支えできるよう、日々の業務に真摯に向き合っていきたいです。
(呉屋)現在は、上司や同僚のサポートを受けながら、様々な経験をさせてもらっています。今後は、自分が周囲をサポートできるような一人前の県庁職員になり、障害福祉分野において社会が抱える問題や課題の解決に携わりたいと思います。また、福祉分野以外の仕事にもチャレンジしていきたいと思っています。
(谷口)国スポ・障スポ大会局で全力を尽くすことが第一目標です。その先をまだはっきりとは想像できていませんが、イベント等を企画する業務に携わってみたいです。国スポ・障スポ大会局のように多くの人と関わることができる業務は大変なこともありますがとても楽しく感じているため、今後も、人と関わりながら関係を構築し、様々な業務を経験していきたいと考えています。
(安藤)所属全体で仕事を円滑に進めるために、自分の仕事だけでなく後輩に的確なアドバイスをして、周囲の方の仕事も手助けできる、頼りになる職員になりたいです。また、現在の広報課で県政情報の発信に携わり、県政について理解した後、新たに農業や観光等の専門的な事業を担当して、包括的な業務から特定分野の業務まで幅広く多くの仕事にチャレンジしていきたいです。