大学では、環境理工学部環境デザイン工学科に所属し、都市計画や構造力学、水理学など、土木について幅広く学びました。
また、部活動はソフトボール部に所属し、仲間と県外遠征にたくさん行きました。
大学時代に県外で暮らしてみて、自然の豊かさや歴史的な文化、美味しい食べ物、立地の良さなど、滋賀県はたくさんの人が集まる魅力ある場所だと改めて実感しました。そんな滋賀県に貢献できる仕事がしたいと思い滋賀県庁を選びました。
また、父が県内で土木職公務員として、災害時に県民のために働く姿を見て育ち、自分も土木職を目指すようになりました。
平成31年度~令和2年度:甲賀土木事務所
令和3年度~現在:土木交通部 技術管理課
土木工事のICT化や建設業界のDX化を進める仕事をしています。
従来の紙図面・現場作業から、デジタル技術を活用した設計・施工・管理へ移行することで、工事や業界における生産性・安全性の向上を目指しています。
具体的には、(1)ドローン等による3次元測量・被災状況の確認、(2)建設機械の操作支援、(3)3次元図面の活用、(4)建設現場の遠隔臨場などに取り組んでいます。
総合土木職は、多くの県民の方に長年にわたって利用される道路や橋、公園など、地域の基盤となる公共施設の整備に携わることができる仕事です。自分が携わって完成したものが県民の方の生活に役立っているという実感を得られることが総合土木職のおもしろさです。
自分の仕事に責任をもって一生懸命取り組むこと、困ったときには周りの頼れる先輩に助言をもらいながら一人で抱え込まないことを大切にしています。
また、仕事を長く続けていくために、体調管理や心身のリフレッシュ、仕事とプライベートの切り替えも大切にしています。
入庁後2年間、甲賀土木事務所で河川の維持管理や橋の整備に従事し、河川・砂防分野に興味を持ちました。近年、滋賀県では台風や大雨による河川の氾濫や土砂崩れが多発しており、今後も土木行政において河川・砂防事業がとても重要であると考えています。河川・砂防事業と一言で言っても、予算管理から企画立案、設計、工事監督、維持管理まで様々な業務があるので、今後は多岐にわたる河川・砂防業務を経験し総合的な視点で判断できる職員になりたいです。