昆虫学の研究室に所属し、テントウムシの模様についての研究をしていました。
部活動は水泳一筋で、競泳・水球に取り組んでいました。特に水球は、「よくやっていたな」と思うぐらいハードな毎日でした。水泳で培った体力が、今の仕事にも活きていると感じています。
地元である滋賀県を離れて暮らす日が長くなるほど、滋賀に帰って滋賀のために働きたいと強く思うようになりました。大学で学んだ知識や、前職での経験を活かせる仕事は?と考えていたときに、普及指導員の仕事を知り、入庁を決めました。
令和2年度~現在:東近江農業農村振興事務所(東近江農業普及指導センター)
前職は、飼料メーカーで営業をしていました。
果樹の普及指導員として、主に果樹園に足を運び、農業者への栽培技術指導や研修会の開催を行っています。
また、新規就農希望者に対し、就農計画作成などを通して、しっかりと農業で生計を立ててもらえるよう支援をしています。
食の根本にある農業に携わることができ、農業や農作物に詳しくなれるところです。また、直接農業者の方と接するため、自分の仕事が農業の現場に活きていると実感しやすく、特に「収量や品質が向上した」と直接お礼を言っていただけると、大きなやりがいを感じます。
「人との距離感」と「現場目線」です。
農業者の方とやりとりをすることが多い仕事で、信頼関係の構築は欠かせませんが、人によって心地良い距離感は違います。現場に出て会話することで、それぞれの方の考えや状況をしっかりと把握し、適切な距離感で状況に合った技術指導や提案をすることが大切だと思っています。
行政や試験研究も経験しながら、普及指導の現場を中心に経験値を高め、農業者の方に「平田がいて良かった」と思ってもらえる存在になりたいです。
勉強することは無限にあります。担当分野だけでなく、農業全体を広く見渡して知識をつけ、滋賀県の農業をより豊かにするために働きたいです。