大学では社会福祉を専攻し、社会福祉士の資格を取得するために実習や国家試験に向けて勉強をしていました。
またボランティア活動に積極的に取り組み、とくにスタッフとして参加していた子ども食堂では、子どもの遊び相手だけでなく、立ち上げも経験し、運営にも関わっていました。
大学時代に学んだ社会福祉分野を活かせる社会福祉職に魅力を感じました。
また、自分の生まれ育った滋賀県で働きたいという思いもありました。
令和2年度~令和4年度:滋賀県立淡海学園
令和5年度~令和6年度:大津・高島子ども家庭相談センター
令和6年度~現在:日野子ども家庭相談センター
児童虐待に関する相談や通告を受けて、子どもの安全確認や情報収集などの初期調査をします。場合によっては子どもの安全を守るために一時保護することもあります。子どもや保護者と話したり、関係機関とも連携したりしながら家庭の支援を行っています。
社会福祉職は、入所施設で障害のある子どもや非行歴のある子どもを支援している職員もいれば、健康福祉事務所で生活保護のケースワーカーとして働く職員、県庁で条例や福祉計画等の策定に関わる職員もいます。
また、同じ児童相談所にも、一時保護所で子どもの生活支援をしている職員もいます。
幅広く奥深く、福祉と向き合うことができるのが社会福祉職の面白さだと思います。
常識にとらわれないことです。
私が今まで様々な家庭に関わる中で気づいたのは、教科書通りの型にはまる支援は通用しないということです。
目の前にいる人が何に困っているのか、どうしてそのようなことが起こったのか、目の前の人に焦点を当てて「個別化」すること。全てのことを常識に当てはめることは、個別化を無視することになるので、そうならないように意識しながら仕事しています。
児童分野のみならず他の分野での相談援助業務を経験したいと思っています。そのためにも、自分自身を鍛えるためにインプットする習慣を身に着け、自己研鑽に努めます。