魚のゆりかご水田において、田んぼから琵琶湖に帰っていく魚を増やすために有効な対策を検討していました。
当初から農業土木分野に携わりたいと考えており、琵琶湖の水資源を活用している滋賀県の農業や水管理に興味を持ちました。また、どの事務所でも比較的通いやすいところも魅力の一つでした。
令和3年度~4年度:交付金事務(世代をつなぐ農村まるごと保全向上対策)、魚のゆりかご水田等の事業を担当
令和5年度~現在:ため池の改修工事を担当
彦根市南三ツ谷地区の用水施設及び排水施設の改修を担当しています。
特に大部分を占める排水路の更新は、田んぼの水を排水する排水路に劣化がみられ、劣化部分から土が流亡し、田の保水能力の低下、もしくは排水不良、それに伴う収益減といった影響を及ぼしかねないことから、本事業にて更新をしています。
何の為の工事をしているのか、元がどのような状態で工事後はどうなるのか、どのような手順で施工を進めるか、工事の際に注意しなければいけないことは何か、など工事現場の知識が身についていくことです。
また、普段の生活でも、工事現場を見かけると何をしているのか気になるようになりました。
特に突発事項の対応の仕方など、自分の経験や知識が足りていないことについては先輩方の仕事の仕方を観察し、真似するようにしています。そうすることで、重要事項や優先順位の考え方が身についてきたように思います。
工事によって工事内容や現場の条件が異なり、必要な知識も多岐にわたるので、多くの現場経験を積んで、その経験を生かして多様な現場に対応できる職員になりたいです。