福井県の大学に在学し、三方湖における外来魚対策に関する研究を行っていました。
小学生の頃から自他共に認める「生き物好き」でした。その中でも、特に関心のある琵琶湖の生き物や、生息環境に関わる仕事をしたいと思い、滋賀県庁を選びました。
平成29年度~令和2年度:水産試験場
令和3年度~令和4年度:琵琶湖環境部 琵琶湖保全再生課
令和5年度~:農政水産部 水産課
湖魚の美味しさを知ってもらい、たくさん食べてもらうこと、川遊びや釣りの楽しさを知ってもらい、遊びに来てくれる人を増やすこと、淡水真珠の素晴らしさを知ってもらうことを目的に、イベントの開催や現場作業、補助金事業にかかる事務作業などに取り組んでいます。
水産技術職は、研究と行政事務の両方を経験できる珍しい職種です。
試験場では自分の興味や関心を活かして、新たな技術開発に取り組みました。
巡り巡って現在では、その技術を応用した事業を自分が担当することになるなど、試験研究に留まらず、実際の漁業の現場に活かせるおもしろさがあります。
しっかり睡眠をとること。すっきりした頭で水産業に携わる現場の方々(漁業者、水産加工業者、養殖業者など)の声にしっかり耳を傾けることです。
湖魚の美味しさ、川遊びの面白さ、真珠の素晴らしさを多くの方に知ってもらうことが、琵琶湖やその周辺の環境を守ることに繋がると思います。琵琶湖が恵み豊かな湖であり続けるよう、長期的な対策も視野に入れ、部局を超えた協力体制を組めるような仕事をしていきたいです。