職員メッセージ：総合土木

学部・学科：工学部 建築建設工学科

地震工学や都市開発を中心に土木と建築の分野を学んでいました。

平成30年度:長浜土木事務所木之本支所 道路計画課 道路整備係

令和3年度:長浜土木事務所 道路計画課 維持補修係（現所属）

生まれ育った滋賀の土地で、「生活の基盤を守り、より良い地域をつくる手助けがしたい」と思ったからです。

総合土木職で扱う河川や道路というのは、全ての人の生活に関わっているものであり、より直接的により良い地域づくりに貢献できるものだと思い、総合土木職を志望しました。

管内の県道において、日々の小規模な破損箇所などの補修から計画的に行う道路の拡幅や舗装修繕などの工事の監督業務や、除草や消雪、除雪など道路を利用する上で不可欠な維持管理などを担当しています。

一日の仕事内容としては、工事積算等の事務所での作業のほか、担当工事の監督や破損等で補修が必要な個所の調査のため現場に出ることも多くあります。

また住民の通報で現場に駆けつけて簡単な補修作業をすることもあります。

県民の方々の生活に直接関わる仕事ですので、県民さんから直接感謝の言葉をいただけることもあり、やりがいを感じます。

また、土木の施設はものづくりとしては最大級のものであり、将来にわたって長く利用されるものです。

工事が完了し、より良く変化したまちの景色を目にしたときはとても感動します。

道路拡幅工事において、公平な立場で安全な道路を作る必要があるため、沿線地域住民の皆さんのニーズにできるかぎり対応し、工事の理解を得るのは大変でしたが、何度もお宅に訪問し説明したり、可能な範囲の代替案を探したりすることで、事業への協力をいただくことができました。

住民目線での考えを忘れず寄り添うとともに、公平な立場から業務を行うことです。

公共の物を管理している立場として、特定の個人を優遇した対応をとることはできませんが、苦情や要望を聞く際には、住民の方の目線で見てみないと、なかなか真の問題点や相手方の意図が見えてきません。

そのため、聞き手に立つ時は、できるだけ話し手と同じ目線で考えた上で公平に判断して回答することを心掛けています。