基礎工学研究科(機能創成専攻)
熱流体において熱がどのように伝達しているか、流体と壁面との摩擦による抵抗がどのように発生しているかについて、数値シミュレーションを用いて解析していました。
平成30年度:北部流域下水道事務所(東北部施設管理係)・・・下水道の機械設備の維持管理と下水道の普及啓発活動を担当
平成31年度:北部流域下水道事務所(施設整備係)・・・下水道の機械設備の更新や増設、工事監理を担当
令和3年度:南部流域下水道事務所(施設整備係)(現所属)
生まれも育ちも滋賀県で、県外の大学に進学したにもかかわらず滋賀県から通学していました。
いつからか自分は滋賀県が大好きだったのだと気づき、滋賀県に貢献できる仕事がしたいと思い入庁しました。
また、県庁ではワークライフバランスを実現できるという点にも魅力を感じました。機械職を志望した理由は自分が学生時代に学んできたことを仕事の中で発揮できると考えたからです。
設計コンサルタントや機械メーカーと協力しながら、下水道の機械設備の更新や増設の設計、工事監理を行い、滋賀県の下水道をより良いものとするのが私の仕事です。
工事の監理は大変ですが、無事に完了した時には大きなやりがいを感じます。
機械設備にはいくつも種類が有り、滋賀県に合った設備を選ぶ必要があります。
維持管理性や経済性等を考慮しながら、何を採用するか決める時に、自分の考えを反映できる場面が多いことは面白いと感じています。
汚水を微生物で浄化する設備に送る流量を調整するゲート設備の更新工事というベテラン職員でさえ経験したことが無いような複雑な工程の工事を経験しました。
大変でしたが、事前に先輩方や工事業者と綿密な打ち合わせをすることで、進めることができました。
公務員として、「自分の仕事内容や考えを聞かれたらしっかりと答えられるようにする必要がある」と思っています。
そのため仕事で分からないことがあれば恥ずかしがらずに分からないと伝え、曖昧なままにせずに勉強する姿勢を大切にしています。