学部・学科:生命環境学部・生命分子化学科
大学では、分析化学、地球環境に関することをはじめ、有機化学や生化学等といった分野について幅広く学びました。
卒業研究では、有機合成化学を専攻し、新規の有機合成反応の開発に取り組んでいました。
令和元年度:高島環境事務所・・・環境法令に基づく届出書の審査や事業場の立入検査、事業場の排水・排ガス検査の業務等
令和4年度:琵琶湖環境科学研究センター(現所属)
これまで自身が学んできたことを活かして、琵琶湖をはじめとした滋賀県の豊かな自然・環境を守り、受け継いでいきたいという思いから入庁を決めました。
琵琶湖環境科学研究センターにおいて、県内の環境大気中の有害汚染物質の調査や事業場の排ガスの分析、光化学スモッグやPM2.5のモニタリングなどを行っています。
環境に関する試験研究・分析から届出書の審査や事業場への立入検査等、業務の種類は多岐にわたり、様々な分野から環境保全に携わることができます。
また、調査等で出張することが多く、現場で学ぶ機会が多いことも魅力に感じています。
環境法令違反や基準違反のあった現場では複数の原因や背景から、一筋縄では解決できない課題に直面することもあります。
そういった時は、庁内の関係部局や市町の行政機関と密に連携を図りながら対応することを心掛けています。
業務の分野が幅広いため、日々、専門的な知識や技術を学んでいく姿勢を大切にしています。
また、現場へ出向いた際には、事業者や県民の方々のニーズを積極的に吸収することも心掛けています。