文化プログラムの取組について

オリンピック・パラリンピックは、スポーツの祭典であるとともに、文化の祭典でもあります。「オリンピック憲章」には、オリンピック競技大会組織委員会は「文化イベントのプログラムを催すものとする」と規定されています。
2012年に開催されたイギリス・ロンドン大会の際は、音楽・ダンス・演劇などの公演や美術作品の展示など、4年間でイギリス全土1,000か所以上で展開され、文化を通じた国際交流をはじめ、文化水準の向上や誰もが文化活動へ参加できる環境づくりなど、幅広い効果があったとされています。
2021年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に際しては、日本の多様な文化を世界に示す機会として全国各地で文化プログラムが展開されています。

滋賀県では、県、市町、民間団体、企業、大学などの多様な分野の関係者が行う文化活動の一層の活発化と地域の活性化につながるイベントや発信活動を「文化プログラム」として推進するための指針となる「滋賀県文化プログラム取組方針」を策定し、滋賀の豊かな文化的資産の活用と保存・継承および文化を通じた交流促進と共生社会の実現を目指しています。

滋賀県では、内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局が認証している「beyond2020（ビヨンドニーゼロニーゼロ）プログラム」の推進に向け、県が認証機関となり、本県における「beyond2020プログラム」の認証を促進しています。

本県では、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に、来日される多くの外国人等を対象に滋賀の多彩な文化の魅力を発信するため、県内の様々な機関・団体の皆さまと連携して、英語版のタブロイド紙を発行し、日本橋「ここ滋賀」をはじめ、県内・京阪神の宿泊施設等で配布しています。
 

・Vol.1 城と忍者（2018年10月1日発行）

・Vol.2 寺と観音（2018年12月17日発行）

・Vol.3 まつりと地酒（2019年3月18日発行）

・Vol.4 水が生み出す食文化（2019年7月29日発行）

・Vol.5 お茶と陶器（2019年10月18日発行）

・Vol.6 近江の街道文化（2020年1月14日発行）

・総集編2021年3月30日発行

・【滋賀県内情報】湖国文化情報「れいかる」