滋賀県満州報国農場は昭和19年、旧ソ連、朝鮮との国境近くにできました。
滋賀県満州報国農場は、満州で食糧増産をすることを目的につくられた農場です。
若い人たちを中心に奉仕隊の隊員が募集され、約7ヵ月から1年の入れ替え制で農作業に従事しました。
昭和20年4月、16歳から20歳までの男女約90名が満州に渡りました。
その4ヵ月後、8月9日ソ連参戦のため、避難生活を送り、奉仕隊のメンバーが帰国したのは昭和21年10月でした。
遺送団旗・報国農場奉仕隊隊旗を掲げ、吉林から帰国の途につきました。
(米原市[伊吹町]神戸幸子さん提供)