戦争が始まると学校でのスポーツは戦争のための体力増強が目的になり、中学校や青年学校などの学生に対して、銃の操作や行進など兵士としての基礎訓練から、さらに実戦さながらの訓練が行われるようになりました。
足を守るために足に巻く帯状の布。
歩兵が着用しました。
戦場では応急処置の包帯がわり、骨折した手足をしばるヒモがわりにもなります。
中学生の生徒も軍事教練のとき、あるいは通学時にもゲートルを巻いていました。
○木銃
(米原市[米原町]北川麗三さん提供)
この「木銃」などをつかって訓練が行われました。
○匍匐前進 饗庭野の合同軍事演習での風景
(甲良町 橋本武浩さん提供)