戦時中、戦艦や大砲、鉄砲や弾丸の材料となる金属が不足し、官公庁の金属製品が回収され、同時に工場や一般家庭の金属製品の提供運動が繰り広げられました。これを金属供出といいます。
また、金属のほかに本革なども不足し、それに代わるものが様々に工夫されました。それを代用品といいました。
木・竹、陶器、布などの素材を代用して様々なものがつくられました。
陶器製のおろしがねや湯たんぽ、竹スプーン、布製バケツなどがあります。また、たばこ巻き器は手製でつくったりもしていました。
そして、戦争末期には陶器製地雷のように、代用品による武器もつくられるようになりました。