戦前の日本には、20歳以上の健康な男性は兵隊になる義務がありました。
それを徴兵制度といいます。
年齢や体格で現役、予備役などに分けられましたが、これを決めるための身体検査が徴兵検査。
この検査で甲種、乙種、丙種などのランクがつけられ、選ばれた者(現役兵)は軍隊生活を送らなければなりませんでした。
○写真上
昭和15年大津市公会堂での徴兵検査風景
(写真提供 大津市 中西一雄さん)
○写真下
「徴兵検査通達書」
(長浜市[高月町]小野利雄さん提供)
役場から届けられた徴兵検査を受けるようにという通知です。