滋賀県は、2019年度から2023年度までの5年間における県の教育政策の基本的な方針、基本目標、政策の柱と主な取組、数値目標等を示した「滋賀の教育大綱(第3期滋賀県教育振興基本計画)」を策定しました。
本大綱では、子どもたちに学ぶことの楽しさを知ってもらうためにも、「滋賀ならではの学び」を大切にしながら、「夢と生きる力」を育む教育を目指しています。
そのためにも、まずは一人ひとりの基礎的・基本的な知識や技能をしっかりと身に付けるとともに文章や人のしぐさなどから情報や人の思いを正確に読み解き理解する力である「読み解く力」の育成について、特に力を入れることとしております。
また、人生100年を見据え、誰もが生涯楽しく学び続け、その学びや経験を社会に生かすことも大切であり、その手法の一つとして「読書」に焦点を当てた取組を進めることとしております。
これらの点に力を入れながら、基本目標を引き続き「未来を拓く心豊かでたくましい人づくり」とし、サブテーマを「人生100年を見据えた『共に生きる』滋賀の教育」として施策の総合的な推進を図ります。
文章や情報を正確に読み解き理解する力と、相手の言葉やしぐさ、表情などから意図や思いを読み解き理解する力を「読み解く力」とし、県の特徴的な施策として「読み解く力を育成する取組を推進します。