文字サイズ
ダウン症候群は21番染色体の全部または部分が過剰にあることで発症する最も頻度の高い染色体異常です1)。合併症の治療成果により、日本人ダウン症者の平均寿命は延び、50歳を超えています2)。そのため一生を通した適切な医療・健康管理の整備が求められています3)、4)。当院では、平成2年度からダウン症早期療育として「わいわい教室」(乳児期から独歩できるまでの時期の集団療育)を行ってきました。独歩獲得以降の幼児期から18歳までの期間の適切な医療・健康管理のため平成24年1月より、「ダウン症外来」を開設することとなりました。
滋賀県下の18歳以下のダウン症患者であればどなたでも受診いただけます。
診療は、毎月第2火曜日の13時30分から15時30分までです。
小児科医による定期健診(診察、測定、採血、他科受診の指導など)を行います。
必要に応じて下記の担当部署と連携し、ご希望に沿った対応をさせていただきます。
保健指導部
遺伝相談,予防接種外来,肥満外来
地元の療育機関・教育機関(保育園/幼稚園/学校)との連携
栄養指導科
管理栄養士による栄養相談
療育部
わいわい教室(乳児期から独歩できるまでの時期の集団療育)
他科受診
耳鼻科,眼科,整形外科,心臓内科など
※なお他科受診はダウン症外来と同日にできない可能性があることをご了承ください。