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日常臨床で多忙な中、豊富な臨床症例を科学的に解析し、その成果を国内や国外の学会で積極的に発表しています。
PCI後の再狭窄予防の研究、慢性完全閉塞病変や非保護左主幹部病変のPCIの研究では国際的に評価されています。また従来の金属ステントは永久に体内に 残るという問題がありますが、長期的に体内に吸収されるポリ乳酸の冠動脈生体吸収ステントの開発および臨床試験を、世界に先駆け施行しました(その内容は イギリスの国営放送BBCでも放映されました)。
不整脈分野では、心房細動アブレーション治療を難治性の慢性心房細動にも応用し、肺静脈隔離以外に連続性電位部位や自律神経節への通電が成功率の向上をもたらすことを国内外で報告してきました。
これらの成果は、日常診療の成績向上に還元されています。