文字サイズ

実績

1. 主な婦人科がんの治療成績

子宮頸がん

子宮頸がん累積生存率(平成23年~令和2年初回治療)
臨床進行期(症例数) 3年 5年
I期(145) 97 96
II期(65) 91 89
III期(18) 74 65
IV期(24) 34 21

子宮体がん

子宮体がん累積生存率(平成23年~令和2年初回治療)
臨床進行期(症例数) 3年 5年
I期(196) 98 96
II期(15) 93 93
III期(34) 75 67
IV期(12) 58 50

卵巣がん

卵巣がん累積生存率(平成23年~令和2年初回治療)
臨床進行期(症例数) 3年 5年
I期(54) 93 93
II期(12) 83 83
III期(66) 73 57
IV期(21) 66 54

2. 手術統計

主な手術実績(令和3年度)
術式 件数
子宮頸部円錐切除術 25
腹式単純子宮全摘術 22
腹腔鏡下単純子宮全摘術 29
腹式子宮全摘術及びリンパ節郭清術 8
腹腔鏡下子宮体癌手術 10
広汎子宮全摘術 8
卵巣癌審査腹腔鏡手術 3
卵巣癌初回手術 8
卵巣癌二次腫瘍減量術 3
子宮鏡検査および子宮鏡下手術 71
腹式良性卵巣腫瘍手術 4
腹腔鏡下良性卵巣腫瘍手術 41
骨盤臓器脱手術 3
子宮筋腫核出術 5
その他 5
予防的卵巣卵管切除術 6
ロボット支援下良性子宮全摘手術 24
ロボット支援下悪性子宮体癌手術 6
ロボット支援下仙骨膣固定術 2
合計 283

3. 業績

学会発表

  1. 川口雄亮、村上隆介、澤山咲輝、矢内晶太、野々垣比路史当院における低用量経口Cyclophosphamide単独もしくはBevacizumab併用療法の使用経験 第73回日本産科婦人科学会学術講演会 令和3年4月22日-25日新潟県
  2. 川口雄亮、村上隆介、澤山咲輝、高尾由美、野々垣比路 当科におけるロボット支援子宮体癌根治術の経験と工夫 第63回日本婦人科腫瘍学会学術講演会 令和3年7月16日-18日 大阪府
  3. 澤山咲輝、村上隆介、安藝惠、川口雄亮、高尾由美、野々垣比路史 がん遺伝子パネル検査でFGFR1増幅を認めた難治性再発子宮癌肉腫に対しパゾパニブが有効であった1例 第3回滋賀県産科婦人科医会総会・学術研修会 令和3年12月19日 滋賀県大津市

その他発表

川村洋介、水田結花、清重紗也、櫻井梓、澤山咲輝、酒井美恵、髙尾由美: GnRH アナログの長期投与:第1回産婦人科良性疾患治療研究会 2023/6/9 京都府京都市

川村洋介、水田結花、清重紗也、櫻井梓、澤山咲輝、酒井美恵、髙尾由美:留置後16年経過し、抜去困難の腹腔ポートを腹腔鏡下に抜去した1例:第63回日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会 2023/9/15 滋賀県大津市

川村洋介、浅井麻由、清重紗也、櫻井梓、酒井美恵、髙尾由美:タモキシフェン内服患者における卵巣嚢胞の取り扱いについて:第4回滋賀県産科婦人科医会学術集会 2023/12/17 滋賀県大津市

Yosuke Kawamura :Fetal Macrophages Assist In the Repair of Ruptured Amnion through the Induction of Epithelial-Mesenchymal Transition : The 71st Society Reproductive Investigation Annual Scientific Meeting March 12-16, 2024 Vancouver, Canada

酒井美恵、水田結花、竹内裕美子、清重紗也、櫻井梓、川口雄亮、澤山咲輝、川村洋介、髙尾由美: Fallot 四徴症姑息的手術後、卵巣腫瘍破裂を救命できた1症例:第75回日本産科婦人科学会学術講演会 2023/5/13 東京都千代田区

酒井美恵、水田結花、清重紗也、櫻井梓、川村洋介、髙尾由美:高度肥満のホルモン療法後子宮体癌再発に対し手術療法を施行した一症例:がんと循環器を考える会 2023/6/13 滋賀県大津市

櫻井梓清重紗也、竹内祐美子、酒井美恵、川村洋介、高尾由美:術後16年までgrowing teratoma syndrome を繰り返した卵巣未熟奇形腫の1例:第65回日本婦人科腫瘍学会学術講演会 2023/7/15 島根県松江市

櫻井梓、水田結花、清重紗也、酒井美恵、川村洋介、高尾由美:腹腔鏡下子宮全摘術後に生じた正常卵巣捻転の2症例:第63回日本産科婦人科内視鏡学会学術集会 2023/9/15 滋賀県大津市

櫻井梓、水田結花、清重紗也、酒井美恵、川村洋介、高尾由美:腹腔鏡下腟式子宮全摘後の正常卵巣捻転:第36回日本内視鏡外科学会総会 2023/12/9 神奈川県横浜市

櫻井梓、水田結花、清重紗也、酒井美恵、川村洋介、高尾由美:腹腔鏡技術認定医取得に向けて:第6回婦人科骨盤内手術手技研究会 2023/11/17 京都府京都市

田村紗也、山ノ井康二、砂田真澄、北村幸子、村上隆介、滝真奈、堀江昭史、山口建、濱西潤三、万代昌紀:子宮頸癌2B、頸部前壁浸潤例に対する取り扱いの検討:第75回日本産科婦人科学会学術講演会 2023/5/13 東京都千代田区

田村紗也、山ノ井康二、山岡侑介、奥宮明日香、寒河江悠介、砂田真澄、北村幸子、滝真奈、堀江昭史、山口建、濱西潤三、万代昌紀:局所進行子宮頸部扁平上皮癌における治療的血清SCC値の臨床的意義:第65回日本婦人科腫瘍学会学術講演会 2023/7/14 島根県松江市

清重紗也、水田結花、櫻井梓、酒井美恵、川村洋介、髙尾由美:進行初回卵巣癌の維持療法について:Ovarian Cancer Seminar in Shiga 2023/06/30 滋賀県大津市

 

学術論文

[英文論文]

  1. Mie Sakai, Tsutomu Ohara, Haruka Suzuki, Tatsuki Kadomoto, Yoshihide Inayama, Shimpei Shitanaka, Masahiro Sumitomo, Noriomi Matsumura, Koji Yamanoi

    Clinical impact of age-specific distribution of combination patterns of cytology and high-risk HPV status on cervical intraepithelial neoplasia grade 2 or more: Oncol Lett. 26(3): 384. 2023