文字サイズ

救急部

スタッフ

救急部長 兼 循環器内科

武田 晋作(日本循環器学会専門医)

副部長(HCU室長) 兼 循環器内科

犬塚 康孝(日本循環器学会専門医)

副部長 兼 救急科 兼 小児科

野澤 正寛(日本救急医学会救急科専門医)

特色

当院の救急部は、

○救急外来を専門とする救急科

○集中治療を専門とするHCU(ハイケアユニット病棟)

の二つの部門からなります。

救急外来につきましては、当院は都道府県がん診療連携拠点であり、がん診療を受けられている患者さんが救急で受診される割合が高いのが特徴です。がん救急には多彩な症状があります。例えば、がんの増大にともなう圧迫症状や出血や腸閉塞や、化学療法に伴う症状などが挙げられます。在宅での終末期患者さんが緊急で病院受診が必要になることもあります。そのため、各診療科が専門性をもって対応するのみならず、横断的に救急診療を行うことができる救急科専門医が連携して治療を行います。

また、心臓の救急につきましては、循環器の専門医が当直しており、心臓血管外科がありますので、急性心筋梗塞などの疾患に対して三次的に救急を受け入れる体制が整っています。

湖南医療圏の二次救急医療機関として、かかりつけの患者さんのみならず地域の救急患者さんに対しても救急診療を行っており、救急患者さんの受け入れは著しく増加しています。

HCUにつきましては、ICUと同様に救急外来から重症患者さんの緊急入院を受け入れるだけでなく、集中治療を必要とする重症な患者さんや術後の患者さんなどの収容を行っています。現在12床を備えており、人工呼吸器や透析や循環動態管理(IABP・ECMO)など集中治療を展開しています。オープンタイプの病棟で各診療科の医師が主治医となりますが、救急部も協力して集学的治療を行っております。集中治療に習熟した看護師や臨床工学技士もHCUでは欠かせない存在です。

救急外来担当

救急外来の担当医師としましては、平日昼間の診療時間内は救急科専門医が担当します。夜間や休診日は、一般当直2名、循環器当直1名、ICU当直1名、ジュニアレジデント当直1名、眼科当直1名(不定期)、救急科専門医(二次輪番日のみ)で対応しています。

救急外来

ER室
観察室

HCU

PCPS・IABP・CHDF・人工呼吸器・スワンガンツカテーテル等